本の速読とは
ラジオリスナー
長年の「積ん読(つんどく)」が溜(たま)っております。速読を身につけたいのですが、どうやって身につけたのかご教授ください。
僕はね、すごく (本を読むのが) 早いんですけど、
それはね、ニワトリが先か卵が先か、みたいになりますけど、いっぱい本を読むとそうなります。
速読って、速読と言いながら、「飛ばし読み」をしてるんですよ。大事なところ、大事なところを。
いっぱい本を読んでると、だいたい本のパターンみたいなのが分かってくるから、どこを飛ばしたらいいか、わかってくるんですよ。
で、それって経験なので、結局、まずその、今、積んでるのを読んでいただくと・・・。(笑い)
太田英明アナウンサー
地道な作業が必要だということですね。読めば読むほど、速読のチカラが身につくと。
情報元
大竹まこと ゴールデンラジオ!
わたしには速読の技術はありません。
本を読むスピードは、大好きな川端康成の現代語訳の小説で、一時間に40~50ページくらいです。
声優演技研究所 巻島直樹
「演技とは行動だ」とは?
台本に書かれたセリフを読んでると「これ、どういう意味だろう・・・」と疑問がわいてきますよね。
ウソをついているのか、本当のことか。(その他いろいろ)
小説と違って、台本 (戯曲) にはセリフしか書いてありませんから、そのセリフだけでは、ウソか本当かなんてわかりません。
それを知るには、台本をずっと読み進めていって登場人物の行動を調べるんです。
ウソをついているなら、「まんまとダマしてやったぞ、しめしめ」みたいなストーリー展開になるし、ウソじゃなかったら別の展開になるはずです。
それが、演技とは、登場人物の行動を見ていこう、ということなんですね。
「演技とは行動だ」の、もうひとつの解釈は、「わかりやすい演技をする場合と、そうじゃない場合があるよ」ということかな。
それは、こちらからどうぞ。 無料です。
思い切って高みを目指せ
<月を目指せ。たとえ着けなくても、どこかの星には着く>とは西洋のだれかの言葉
▼思い切って高みを目指すことが大事で、最終的な着地点はそう心配しなくていいという趣旨だろう
中日新聞コラム「中日春秋」より
いいね💛
グレタ・トゥンベリさん
地球温暖化の気候危機やプラスチックごみ問題などの、環境問題について発言すると、「意識高い系」って揶揄(やゆ)されるんですってね。
おれ
がんのステージ4で、入退院繰りかえしてるし、子供いないし、生まれ変わりも信じていないけど
地球環境への意識高いと思いますよ。
環境活動家のグレタ・トゥンベリさんのことは尊敬してます。
いろんな発言が出来て、他人のことを揶揄しない、平和な世の中であってほしいです。
ときどき、どうしようもなく、こんなことを発言したくなっちゃう自分がいます。
いい世の中になってほしいですね。それでは、また。
とは言っても、ゴミをきちんと分ける、電気をこまめに消す、くらいなことしかしてないんだけどね。。。
メソッド演技
サンフォード・マイズナー・オン・アクティング
サンディは「俳優になるには20年かかる」とよくいっていた。
われわれは、彼は誇張していると思っていた。もっと早く気づくべきだったが、そうではなかった。
彼がそのとき言っていたことは、すべての原則と考えが咀嚼(そしゃく)され、俳優の本能へと消化されれば、技術は自然に働くようになるということだった。
彼は技術について教えることを嫌っていた。
生徒たちは最終目的の手段として技術を学び、技術が最終目的であることは決してなかった。
驚くべきことには、実際、多くの演劇の教師たちはこのことを理解していない。
引用
サンフォード・マイズナー・オン・アクティング 而立書房
もっと詳しく知りたい方は、こちら。無料です。
真実は、ひとつじゃない。
裏庭 梨木香歩
「嘘をついてまで?あれは、嘘だったの」
だが問題はそう単純ではないと、テルミィは心のどこかではわかっていた。
「嘘といえるかどうかはわからん。君のいう嘘というのが何を意味するのかよくわからんから。大体この国では嘘という言葉はほとんど使われんのじゃ。全ては嘘だといえるし、半分は嘘を含んでいるとも言える。あまり意味のない言葉なんじゃ」
「真実なんて・・・。一つじゃないんだ。幾つも幾つもあるんだ」
唯一無二の、確かな真実なんて、どこにも、存在しない。
たしかにその通りです。そして・・・
真実が、確実な一つのものでないということは、真実の価値を少しも損ないはしない。
どういうことかというと・・・
ずっと前のことだけど、洋服を買いに行った時
店員さんから
「恰幅(かっぷく)がよろしいですね」と言われたんです。
そう言われて、なんか気持ちよかったです。
だけどそれってつまり
「デブですね」ってことですよね。
でも、そんなこと言われたらブチ切れます。
つまり、そーゆーことです。
真実はたくさんあって、ちょうどいいんです。
引用
裏庭 新潮文庫