ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

ソーントン・ワイルダー 「わが町」

エミリー
あたし、気がつかなかった。ああいうことがすべてあったのに。

さよなら、生きた世界。さよなら、ママとパパ。さよなら、時を刻む時計・・・ママのひまわり。食物にコーヒー。アイロンかけたてのドレスに熱いお風呂・・・夜の眠りに朝の目覚め。

ああ、地上よ、あなたはあまりにもすばらしすぎて、だれもそれに気付かないんだわ。

生きているうちに、いのちのすばらしさを、その一分、一秒を、みとめた人間て――誰かいたのかしら?

ソーントン・ワイルダー作「わが町」のレッスンを行いました。

外国の作品では当たり前なのですが、翻訳した人の違いによって、作品のイメージが変わってしまうことがあります。

どの翻訳でやろうか?読み比べてみることにしました。

1.ソーントン・ワイルダー〈1〉わが町 ハヤカワ演劇文庫

2.ソーントン・ワイルダー作 わが町 劇書房

3.世界文学全集88 わが町ほか 講談社

4.現代世界演劇 13 リアリズム劇 2 白水社


この4つの候補のうち、自分なりに一番気に入った翻訳でレッスンを行いました。

いいレッスンが出来たと思います。

それでは、また!



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