正義と正義のぶつかりあい。
正義と悪ではなく、正義と正義のぶつかりあい。
どちらも正しい
イプセン以降の演劇の特徴です。
近年のヒーロー・アクション映画もそうです。フィルマガという映画サイトの解説が素晴らしいです。引用させていただきます。
<ここから>
『バットマンvsスーパーマン』の裏側。〜正義のヒーローが対立する理由〜
https://filmaga.filmarks.com/articles/90/ ←フィルマガのサイトへ
2015.06.24
アメコミにあまり関心の無い人にとって、正義の味方であるハズのバットマンとスーパーマンが対峙しているのに違和感を覚える向きもあるかもしれません。
しかしこの2人、コミック世界ではイデオロギーの違いから度々大げんかをやらかしているのです。
リバタリアンVSコンプライアンス
ダークナイト
クリストファー・ノーランの 『ダークナイト』 で、金儲けや功名心に関心が無くただただ混乱を求めるジョーカーに対し、バットマンは自分の存在がジョーカーという狂気を生みだしたのではないかと苦悩します。
バットマンとジョーカーが表裏の存在であるということは、ことあるごとに話題になるネタです。
バットマンは自身が決めた善悪の規範のみに従い法の遵守は二の次です。対するジョーカーは徹底して、あらゆる秩序や支配の崩壊を目指します。
つまり 「目的のためなら法は無視する」 という点では全く同じ方向をむきながら、敵対しているのです。そんなバットマンをリバタリアンに、ジョーカーをアナキストに例える向きもあります。
彼ら“無法者”に対しスーパーマンは法を絶対に遵守する、言ってみれば「コンプライアンス・ヒーロー」です。
一見スーパーマンの姿勢は正しく思えます。しかし、悪法(あくほう)であっても改正されない限り絶対に守る危険人物だとも言えます。
当然、バットマンとの折り合いもすこぶる悪いのです。
<ここまで>
「両方の意見が理解できるようになれば、自分自身の幅も広がって、演じられる役も増えていく」それがアドラーのメソッドでした。
脳みそを柔らかくして、役者としても人間としても成長をめざしましょう!
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