ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

中学校の改革を演技に応用

宿題の廃止!テストの再挑戦!

麹町中学校の改革を演技に応用しよう〜

千代田区麹町中学校

知る人ぞ知る名門中学ですね。

番町小学校麹町中学校⇒日比谷高校⇒東京大学と続く、公立のエリートコースのひとつ。

その麹町中学の改革が話題を呼んでいます。

【麹町中学 工藤勇一校長先生の改革】

宿題をなくす!

工藤先生曰く 「宿題とは、勉強ができる子にはムダな作業。できない子にとっては重荷を増やすだけ。意味がない」

宿題というノルマを押し付けるのではなく、自主的に考え、課題を見つけて行動できる生徒を育てるほうが大切だ、ということなのね。

今までの日本の教育方針は、上から与えられた仕事を黙々とこなす人材を育てることだった。でもそういう仕事は、今後AIに取って代わられる。

AIの弱点は考えること。考えることはAIにはできない。。

演技に置き換えると、AIに演技は出来ません。

AIに読解力はありません。AIは文章を<たんたんと>読むことは出来ても、読み解けないので、セリフに気持ちや感情を込められないんです。

たとえば、現在問題になっている「かわいがり」。

「かわいがってやりな」というのは、いい子いい子してやりなって意味じゃないんだよ、ということがAIにはわからないんです。

考えられる生徒を育てる麹町中学の方針は、声優にも応用できますね。

テストの再挑戦を可能に!

一回受けたテストを、もう一回受けられるようにした・・・

「80点取って合格点だからよかった」 が、今までのテストの考え。だけどそれじゃ、解けなかった20点は分からないままですませちゃう可能性が高いでしょ。

だからこそ、テストの中身は変えないで再チャレンジを可能にした。それも何度も。そうすれば次は100点を取れるかもしれない。

これは40点しか取れなくて赤点だった生徒にもメリットがあるわ。内容が同じだったら2回目のほうが点数はアップするのがふつうだものね。

くり返した方が、テストの点数もアップするし、勉強の理解度も深まるし、やれば出来るという達成感も得られる。

いいことずくめですね。

この考え方も、ワークショップや養成所の演技のレッスンにも応用できますね。

いいものはどんどん見習おう!

よろしければ、こちらもどうぞ。
 大坂なおみ選手、テニス全米制覇から学ぼう。



【新入生募集中!】

18歳以上
年齢制限・入所試験なし。

無料体験入学 & レッスン見学受付中!
Voice actor laboratory 声優演技研究所