ていねいに教えるメジャーリーグ育成システムから学ぶ
「下手な選手ほど丁寧に教える姿にハッとして感銘を覚えた」【権藤博 98年横浜ベイスターズの監督として日本一】
〜中日2軍コーチだった1975年米大リーグのマイナーリーグ視察でのエピソードより〜
「下手な選手ほど丁寧に教える」これがメジャーリーグ選手育成システムの根幹です。
ずっと以前は「うまくなる選手は教えなくても勝手に伸びる」という考えがアメリカでは主流でした。
ところがそれでは効率が悪いんです。基本から丁寧に教えた方がいいことにアメリカの野球界は気がついたんです。
現在では、米のベースボールアカデミー【野球学校】や、マイナーリーグ【日本の2軍や3軍に相当】の監督やコーチは、本当に丁寧に教えることで知られているんですね。
声優演技研究所も、生徒に丁寧に教えることを心がけています。よろしければ、ぜひ!
初心者から上級者まで「演劇ゲーム」〜2018.11.25のブログ〜
かんたんマスター腹式呼吸と笑い方、さらにはメソッド演技の問題点から解決策まで
http://stanislavskii.tabigeinin.com/fukuwarai.htm
【どちらも無料です】
・・・それにしても1975年って、アメリカは進んでますね・・・日本では21世紀の現在でも「自分で考えろ」とか「教えちゃいけない」とか言ってる人いるんじゃないでしょうか・・・日本のシステムってどうなってるのかな。
根性じゃよ。根性!千本ノック、うさぎ跳び、けつバット、水は飲むな!
根性論はさておき、これは新説なんで驚きました。
90年代にアメリカではパッとしなかったフィルダーが日本に来た後、アメリカ大リーグに復帰して本塁打王になるなど大活躍したことから「ニッポンすげえ」となり、アメリカが見習った、というのがこれまでの説でしたから。
演劇と野球、どちらにも共通するのは「ていねいに教えれば成長する」ですね。根性はそれほど重要じゃないと私は思います。いろいろなものに目を向けて成長に役立てましょう。