宝くじと人間心理
複雑怪奇な人間心理
宝くじが「当たってないでくれ」と願う心理
他人が買った宝くじではありません。自分で購入した宝くじです。
当選した宝くじには「引き換え期間」があります。だいたい抽選日から一年間です。
引き換え期間が過ぎた宝くじは、お金と交換してもらえません。
つまり、うっかりして引き換え期間が過ぎてしまった宝くじの番号を確認しているときに人間は
「当たってないでくれ・・・」と思うようになるんですね。
ショックが大きくなるからです。10億円に当たってた・・・なんてことがわかった日には二度と再び立ち上がる力を失ってしまうことでしょう。
え、せっかく買った宝くじの当選番号を確かめない、なんてことあるのかって
あります
宝くじは当たらないのがふつうです。最初のうちはこまめに当選番号を確認していても、それが5年、10年と外れ続けると
「どうせ今回も当たらないよ・・・」とだんだん確認作業がおろそかになっていくんです。
そういうときです。「あ、引き換え期間が過ぎちゃってる!!!」と気づくのは。
引き換え期間が過ぎているから、べつに確認しなくてもいいや、とゴミ箱にポイできるかというと、絶対ムリ。不可能です。
あ゛う゛う゛…
だから番号を確認するんですが・・・
はずれててよかった・・・
そういう時に人は、宝くじがはずれていたことを知って安心するんですね。
年末ジャンボ宝くじが、今日から発売開始です。もしも確認してない去年の宝くじがあったら当選番号を調べよう。まだ間に合うよ。