赤ちゃんから学ぶ演技のコツ
成長の謎
赤ちゃんはいつの間にか言葉を覚え、日々成長します。
しかも赤ちゃんは親が仕向けないかぎり練習をしようとはしてません。マネしてるんです、それも無意識に。
人間は産まれたときから、いろんなものを無意識にマネをして成長するようにプログラムされているように考えられます。
だったらそれを応用してふだんの生活に取り入れれば――練習しようとは思わなくても――共通語や方言の習得に役立ちますね。
そして赤ちゃんは気に入ったことは何度も繰り返します。「やって、やって」とせがまれます。
こっちはメッチャつかれるけど…。
これも赤ちゃんにとっては練習ではありません。遊んでるんです。楽しんでるんです。だけどそれが上達につながります。
まさしく、好きこそものの上手なれですね。
一番よかったな、と思うことは「この子にもっと喜んでもらいたいな」と思えること。
「いい世の中に」と心の底から思えることが、赤ちゃんからもらった一番のプレゼントです。
以上、生徒の赤ちゃんから学んだことでした。
人間の赤ん坊か。
誰かが守ってやらねば生きのびられない。こんな弱っちい生命体が、なぜ繁栄できたのか不思議だな。
春の日のことだ。スズメがうるさかった。なんだと思ったらカマキリの卵が孵化していたのだ。
スズメは生まれたばかりのカマキリを食っていたのさ。
ある夏のことだ。セミの断末魔がきこえてきた。今度は成長したカマキリがセミを食っていたんだ。それが自然というものだ。
昆虫は数の力で自然に対抗した。人間は文明ということになるが、原始時代はどうだったのか。なぜここまで増えたのか。そう考えると興味深い生き物だな。
人間は守ることで自然に対抗したんだと思う。赤ちゃんや、女・子ども・老人など、弱い者を、集団で守ったからこそ繁栄したんだと思う。
それは文明が進んだ今も同じだと思う。赤ちゃんや弱い人たちはみんなが協力して守らなければならないと思うよ。
なるほど。正しい。
少子化がさけばれていますが、赤んぼうを取り巻く社会の目はどうなのか?そうやって考えるといろんなものが見えてきますね。