ジュリエットは・・・
シェイクスピアは時代とともに変化した
今回は「ロミオとジュリエット」<1968年>です。
この人以外にジュリエットは考えられません。オリビア・ハッセーです。
バルコニーの場面では――わざと小さい服を着せて――ジュリエットの胸のふくらみを強調する演出をしたことが知られています。 だからでしょうかこの作品はアカデミー賞の衣装デザイン賞に輝きました。
しかしその演出方法は、シェイクスピアの時代にはありえなかったのです。
なぜなら、
古代ギリシア劇,中世宗教劇,シェークスピア劇などは男優のみが演じていた。
ブリタニカ国際大百科事典より
ジュリエットは男が演じていた
以上、「シェイクスピアは時代とともに変化する」でした。
シェイクスピアの時代には、このキスシーンはあったのかなぁ
*1:エリザベス朝演劇の女役は少年俳優が演じていた。