サクラサク・・・
東京・三鷹にある「国立天文台 太陽観測科学プロジェクト」のサイトhttps://solarwww.mtk.nao.ac.jp/jp/solarobs.html
に掲載されている「太陽黒点」 2021年3月14日の観測写真です。
太陽の活動が活発だった21年前の、2000年3月22日の画像とは明らかに違いますね。
太陽の黒点が少ないという現象は、このところずっと続いています。
今年3月の太陽黒点画像一か月一覧
https://solarwww.mtk.nao.ac.jp/mitaka_solar1/data03/wl-fulldisk/calendar/2021/obscal_wl_202103.html
国立天文台のサイトに飛びます。
そして異常に暑かった、去年・おととし8月の太陽黒点一か月一覧
国立天文台のサイトに飛びます。
2020年8月・太陽黒点画像一覧
https://solarwww.mtk.nao.ac.jp/mitaka_solar1/data03/wl-fulldisk/calendar/2020/obscal_wl_202008.html
2019年8月・太陽黒点画像一覧
https://solarwww.mtk.nao.ac.jp/mitaka_solar1/data03/wl-fulldisk/calendar/2019/obscal_wl_201908.html
まったくと言っていいほど黒点が見当たりません。
太陽黒点の活動が活発だった、2000年3月の一覧と比べると違いがよくわかります。
国立天文台のサイトに飛びます。
2000年3月・太陽黒点画像一覧
https://solarwww.mtk.nao.ac.jp/mitaka_solar1/data03/wl-fulldisk/calendar/2000/obscal_wl_200003.html
太陽黒点の減少と氷河期の関連性
太陽の黒点が少なくなると、地球は冷えていきます。
1645年くらいにとつぜん黒点が消えてしまって、1700年ごろまで黒点があらわれなかった「マウンダー極小期」では、イギリスのロンドンにあるテムズ川が完全に凍(こお)ってしまうということが何度もおこりました。
つまり太陽黒点が減少しているここ数年は地球は寒くなるハズなんです。
3月11日(木)広島で桜開花
統計開始以来最も早く、東京なども開花目前!
3月14日午後、東京で桜開花
昨年に続き統計開始以来 もっとも早い開花
平年より12日早く、昨年と同じ日の観測
東京としては、これまで最も早かった昨年に続き、統計開始以来、最も早い観測
だけど近年、桜の開花はどんどん早くなっているんですね。
11年周期で増減を繰り返す太陽黒点
太陽の黒点は「11年周期」で増減を繰り返しています。最近の太陽はちょっと元気がない状態だと、2019年9月30日のブログで紹介しましたが
もしも太陽黒点の活動が活発化したら、待っているのは・・・
火焙(あぶ)りみたいな灼熱地獄
ストップ温暖化!気候危機!待ったなしだと思います。
参考
国立天文台 太陽観測科学プロジェクト
太陽ってどんな星? 新日本出版社
どっちみち末期がんで近いうちに死ぬんで気候危機なんて関係ないって言ったらそれまでだけど、まぁこんなこと調べるのが好きなんだろうな、と思う今日この頃です。
それでは、また。
ここでクイズです。
最初に太陽の黒点を観測したのは誰でしょう
答え ガリレオ・ガリレイ