永久凍土から新種のウイルスが、しかも…
中日新聞コラム・夕歩道から引用させていただきます。
氷が解けると何に…。「水」ではなく「春になる」と答えた児童がいたというほほ笑ましい逸話が広く知られるが、科学者の間からは、永久凍土が解けると「とんでもないことになる」との声も。
例えば、気温の上昇で融解したシベリアの永久凍土で、三万年前の地層から新種のウイルス「モリウイルス」が発見された。
氷の中から蘇生したそのウイルスは何と感染性を保持していたそうな。
ヒマラヤやアルプスの永久凍土でも同じような発見が報告されていると聞く。今の人類には免疫のない未知の病原体ならば…。温暖化で氷が解けるとパンデミックになる、という事態はごめんだ。
ほんのちょっと前までは、SFの世界の出来事だったのにね…。