ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

「寝てない自慢」は時代おくれ?

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引用
MASTERキートン 小学館

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「最近いそがしくて寝てなくてさぁ(笑い)」

寝てないことが自慢だった時代がありました。

声優を含む芸能界でも、この傾向は顕著でした。

寝てないことは「売れっ子」を意味するからです。

そんな「24時間戦えますかf:id:seiyukenkyujo:20191122020501g:plain」的な価値観が、時代と共に変わろうとしています。

日本経済新聞の記事を紹介させていただきます。

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寝不足ニッポンが失う15兆円 睡眠時間、OECD最下位
勝てる睡眠

年間15兆円。シンクタンクがはじき出した日本の睡眠不足が引き起こす経済損失額だ。

オフィスで「寝不足」を美徳のように語る光景は今も珍しくない。だが、労働力人口が減りゆく中、一人ひとりの生産性の向上が求められる時代だ。

長時間労働に支えられてきたビジネスモデルを転換できない企業は非効率経営の烙印(らくいん)を押されることになる。

 

7時間半眠る

GMOインターネットグループの熊谷代表は7時間半睡眠を心がけ、アプリで眠りの状態を把握している。

「頭がクリアに働いていないと仕事にならない」

2051年に売上高10兆円達成を目指す「55カ年計画」を掲げ、トップとして重要な決断を下しつづける原動力の一つが7時間半の睡眠だ。


渡り合えない

世界的な音楽レーベル、米ユニバーサル・ミュージックグループ日本法人の社長、藤倉尚(53)は確信を深めた。

「やはり寝なければ渡り合えない」

かつての藤倉は典型的なハードワーカーだった。

韓国の人気女性グループ「KARA」や「少女時代」などと契約を結ぶなどK-POPブームを巻き起こした仕掛け人だ。起床は午前5時、昼はアーティストの所属事務所などとの会議や打ち合わせ、夜はライブ会場、深夜に会食……。平均睡眠時間は3時間程度だった。

だが、40歳を超え、朝の会議で疲れた表情を見せることもあり、「パフォーマンスが下がっているのでは」と指摘されて危機感を覚えた。

「これでは重要な経営判断を正しくできない」と、14年の社長就任を機にライフスタイルを見直した。

6時間睡眠に切り替えると朝から難しい判断に向き合えるようになったという藤倉。

社員を見渡すと、時差がある海外とのやりとりのために未明の業務が避けられない社員もいるため、18年に働く時間を自由に選べるフルフレックス制度を導入。〝眠れる〟会社は効率性を高め、優秀な人材もひき付けた。

CD販売から定額制のストリーミング配信へと収益構造が激変する業界にあって、同社は20年まで7年連続で業績を伸ばしている。

 

「睡眠不足」大国
人口減少局面に突入する日本。労働力人口が減る中、個々の生産性を高めていくことは、グローバルに渡り合う不可欠な条件だ。だが、長時間労働を前提としたビジネスモデルから抜け出せないでもがいている。

経済協力開発機構OECD)の21年版調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で加盟国のうち30カ国で最下位。全体平均の8時間24分とほぼ1時間もの差がある。厚生労働省が20年に公表したデータでも、20代以上で6時間未満の睡眠だった人が39%だった。


「睡眠不足大国」を率いるリーダーたちが直視すべき数字がある。

日本の経済損失は年15兆円。米シンクタンクランド研究所」が16年、睡眠不足の影響をもとにはじき出した試算だ。国内総生産GDP)に換算した損失の割合は2.92%で、調査対象の5カ国でワースト1位を記録した。


生産性を高めるカギは、やはり睡眠だ。

「睡眠はビジネスリーダーの必須スキル」。

医師の資格と経営学修士号(MBA)を持つ経営コンサルタント、裵英洙(はい・えいしゅ、48)は断言する。良い眠りは思考の整理や記憶の定着を助け、細胞の修復を促す作用がある。想定外の事態にも対応できる一流のリーダーの条件である知力と体力を下支えする。

医療機関の過酷な労働環境を知る裵が説くのは、部下の睡眠マネジメントの大切さだ。普段から睡眠状況を共有していれば、ミスなどが生じた際にも、叱責で終わらずに体調面からも改善方法を探れるようになる。

「社員の健康に配慮する『健康経営』が注目されるなか、心身の健康を監督する上司の責任は大きくなっている」と裵は言う。

 

負債の返済のために
睡眠改善のニーズは、社会現象として表れだした。

日々の睡眠不足が借金のように積み重なる「睡眠負債」の言葉は流行語になった。

睡眠研究の総本山、米スタンフォード大学医学部教授の西野精治が著した「スタンフォード式 最高の睡眠」は、ビジネスパーソンの支持を集め、発行部数30万部を超えるベストセラーになった。

引用
日本経済新聞

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これは、ネットでひろった画像です。

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「正しい」とされた価値観が時代と共に変わってしまうのは、世の常なのかもしれませんね。

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