子宮頸がんワクチン
わたし自身、ガン患者なので
「子宮頸がんワクチンの問題について」いろいろ調べてみたことがあります。
それによると、本日11月14日付の、毎日新聞社説は、肝心なところにふみこんでおらず、読者を誤った方向に導いてしまうのではないか、という懸念をもちました。
副反応と疑われる症状については、名古屋市で約7万人を対象とする調査を実施した結果、接種を受けていない人にも確認された。その頻度に明確な差はなかった。欧米の複数の調査でも、接種と因果関係があるというデータは出ていない。
毎日新聞社説より
わたしが過去「子宮頸がんワクチン」について調べた動画
立憲民主党の川田龍平議員が参議院で、「子宮頸がんワクチンについて」質問した、2021年4月20日、厚生労働委員会の動画です。
動画の0:15:36からの、重要部分を文字起こしで 抜粋させていただきます。
川田龍平議員
このリーフレットにあります (ワクチン接種後の) リスクについて、接種後に重篤な症状として報告があったのはワクチンを受けた「1万人当たり5人です」と報告頻度が記載されています。
しかしこれを読む、この女の子や保護者からすると、これがどれくらいのリスクなのかというのが「実感がわかない」と思います。
(中略)
これらの2つのワクチンの場合それぞれ一万人当たり何人の報告がありますでしょうか。
川俣医薬生活衛生局長
ご指摘のDPT-IPV4種混合ワクチンにつきましては、
(中略)
製造販売業者から重篤として報告されたものは
一万回摂取あたり0.12件
一万回摂取あたり0.11件でございます。
またMRワクチンにつきましては
(中略)
製造販売業者から重篤として報告されたものは
一万回摂取あたり0.054件
一万回摂取あたり0.097件でございます。
子宮頸がんワクチンを受けた後の重症化リスクが、一万回摂取あたり5人であるのに対し
他のワクチンでは、一万回摂取0.054件とか0.097件・・・。
重症化のリスクがまったく違うんですね。
もちろん、「このくらいは大きな問題ではない」と考える方もいるでしょう
しかし、そういった意見も踏まえて、いろいろ議論し、周知を深めていく必要はあるのではないでしょうか。
新聞社の看板である社説であるならなおさら、そのような数字データも掲載し、論点を明確にしていく必要があったのではないかとわたしは思います。
天下の毎日新聞さんが、わたしごときに指摘される社説を掲載してしまうことに、とても残念な気持ちでいっぱいです。
これからも応援しています。頑張ってください。