ヤンキース
噛みタバコをほおばりながら、ニヤリ笑って打者を斬る。
スパーキー・ライルはショート・リリーフ専門の火消し職人ながら、77年大リーグ投手の最高栄誉賞「サイ・ヤング賞」を受賞した。
ヤンキースのけんか野球日記「ロッカールーム」裏表紙の解説より
この当時のメジャーリーガーは、噛みタバコを〝やる〟のが当たり前でした。
そのせいなのか、今と比べて選手寿命はとても短く、30歳後半で引退するのが当たり前でした。
この当時のヤンキースは大好きだったので、もしも選手たちが嚙みタバコをやらなかったら・・・と、つい考えてしまいます。
だけどそうなると、次世代のスーパースターのデビューにも影響してきちゃうのかなぁ。
この本の著者、スパーキー・ライルも、なかなかメジャーに定着できなかった「苦労人」でしたし・・・。
こうなると、もうSFのタイムパラドックスの世界ですね。
・・・にしても、他チームとではなく、自分のチーム内でケンカ——内輪モメ——ばっかりしていて、最後は世界一になってしまう、
「野球にチームワークなんて必要ない」77年、78年のニューヨーク・ヤンキースは最高でした。
引用
ロッカールーム 講談社