木内語録
「明日の出発は8時47分」
「こっちからすると、『なんなんだよ、その47分って。50分でいいだろう。9時でいいだろう』って思うんですけど、絶対しない。監督の中では『明日はちょっと混むから』とかそういうのがあるんですよ。びっくりしちゃいますよ」
人間の心理としては8時50分と言われるより、8時47分と言われた方が記憶に残りやすい。
アバウトではないから、より正確に時間を守ろうとするようになる。
時間を守らせるにはどうしたらよいか。
あえて中途半端な数字を使い、遅れるのを防ぐ。これが木内監督の時間管理術なのだ。
引用
木内語録 集英社文庫