ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

暖炉の火と懲(こ)りない2人

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「暖炉の火を見てると、なんかムラムラするよね」という女性からの情報を得ました。

暖炉は家にないから・・・

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台所のガスコンロに火をつけて女の子をくどいたらうまくいくかなぁ。

情報元
大竹まことゴールデンラジオ!

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www1.odn.ne.jp

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物語の構成を見抜いて演技に応用

悪の理論

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三島由紀夫「午後の曳航」と「金閣寺を比較してみたら、

どちらの作品も構成は同じでした。

【目次】

両作品の骨子

1.どちらの作品の主人公も、世の中に懐疑的な考えを持っている。

2.主人公の前に、天使と悪魔が現れ、主人公を導こうとする。

3.しかし主人公は、そもそも社会のルールに疑問を持っているので、天使の理論より、悪魔の意見を受け入れてしまい、破滅の道を進んでいく。

藤子不二雄Fとの共通点

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藤子不二雄F先生はドラえもんを、小学館発行の小学1年生から6年生までの月刊誌に〝同時に〟連載していました。

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つまり、小学1年生にも理解できるのび太君と、

少し子供から大人になった、小学6年生に受け入れられるのび太君を、同時に描き分けていたんです。

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金閣寺の悪魔・柏木と、午後の曳航の悪魔・首領にも同じものが見受けられました。

悪の理論を語る人物

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金閣寺の悪魔・柏木は、大学生です。

大学生という設定ですから、彼の語る悪の理論は、とてもおもしろく、主人公が惹きつけられてしまったのも分かります。

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一方、午後の曳航の悪魔・首領は、13歳という設定です。

首領の理論は、いかにも子供っぽく、幼さが目立つ内容で、

首領と同じ年齢である中学生の登(主人公)たちには魅力的な理論に思えるのかも知れませんが、

大人であるわたしを納得させる内容では到底ありませんでした。

でも、それでいいんです。

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大学生と13歳の子供が、同レベルの理論を語っていたら、いかにも不自然だからです。

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三島由紀夫は、のび太君の〝成長〟を描き分けた藤子不二雄Fと同じことをしていたんですね。

金閣寺」が発表されたのは、1956年。

「午後の曳航」は、1963年に発表されました。

午後の曳航のほうが、7年も後です。

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つまり「午後の曳航」首領の〝悪の理論〟も、その気になれば「金閣寺」柏木と同レベルの水準の内容を語らせようとすれば出来たわけで

そうしなかったのは「年齢を考慮」した証左であると考えられるのですね。

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三島由紀夫藤子不二雄F、どちらも凄いです。

天使の理論

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午後の曳航の天使は、主人公・登の新しい父親になる、海の男・航海士の塚崎竜二です。

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未亡人である母親と、竜二の情事を盗み見ていた主人公・登に対する竜二のはじめての父親としての決断は、とても寛大で、納得できる内容でした。

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実は、午後の曳航で一番感銘を受けたのは、ここの竜二が登に説明する内容で、

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頭ごなしに𠮟りつけるのが当たり前だった昭和の父親ではまったくない、21世紀の現代でも立派に通用する竜二の理論には正直おどろきました。

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しかし、社会を斜めに見ている主人公の登には、「この世には殴ること以上に悪いことがある、と首領が言っていたのは本当だ」と、

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竜二の天使の理論は、登にとってまったくの逆効果となり、

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金閣寺」の主人公と、同じ道を歩んでいくきっかけになってしまったのですね。

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因(ちな)みに「金閣寺」の天使は、寺の修行仲間・鶴川です。

演技に応用しよう

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こうした「作品の構成」が分かるようになれば、

「ここの演技は、あの作品を参考にしよう」という、先輩たちの演技から学ぶ行為が、

「なんでその演技を選んだのf:id:seiyukenkyujo:20191122020501g:plainたしかにセリフは同じだけど、作品のジャンルやセリフの意味や感情は全然違うじゃない…」

という〝頓珍漢な選び方〟ではなくなってきますよ。

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参考
和文学全集15 小学館

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www1.odn.ne.jp

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〝自己責任論〟と〝最低賃金の引き上げ〟

荻上チキ・Session』で〝自己責任論〟と〝最低賃金の引き上げ〟について分かりやすく解説されていました。

引用させていただきます。

早稲田大学教授の橋本健二さん

自己責任という言い方にはですね、まったく別の問題もあると思うんですね。

実はですね、自己責任という言葉が日本で広く使われるようになったのは、比較的最近のことでして、1990年代の終りあたりです。

この時期、なにがあったかといいますと、いわゆる「金融ビッグバン」といいまして、金融の規制緩和が行われてですね、「ハイリスク・ハイリターン」の金融商品が自由に売ることが出来るようになったんですね。

したがって、こうなるとですね、おカネを持ってる人が、ハイリスクの投資をして、おカネを失ってしまうということが当然おこってきます。

こういう事態にそなえるために、「自己責任」という言葉が使われるようになったんです。

「投資するのは自己責任だよ」と。

投資によってですね、財産を失うことになっても「それは自己責任だ」と、いうようなことが、よく言われるようになったんですね。

ただですね、これは、「貧困は自己責任だ」という問題とは、まったく異なるものなんですね。

つまり、投資の場合は、おカネを持っていて、これを自由に使える人が、自由に使ったその結果として、ソンをする、ということですから

この場合はたしかに、自己責任という言い方は、成り立つんです。

なにしろ、選択する自由がある。

使い方を決める自由があって、その結果が跳ね返ってきたわけですからね。

で、しかも、その結果と原因の間にはですね、あきらかな〝因果関係〟があります。

この場合にはですね、自己責任という言い方は成り立つわけです。

しかしですね、貧困に陥(おちい)るというのは別に、自分の自由な選択によるものでは、ありません。

たとえば「就職に失敗した」とかですね、

あるいは「雇用が縮小して〝非正規の職〟しかなかった」とかですね。

「会社が倒産した」とか

今回のコロナみたいな出来事によって、企業の収益が下って、立ち行かなくなって、社員がクビを切られる、とかですね。

これは、別に、自分が選択した結果ではないんですね。

これは「社会の側で起こったこと」

不可抗力をふくめてですね、社会の側で起こったことが原因であるわけですから、自己責任という言い方は、まったく成り立たないんですね。

まあ、たしかに中には、あきらかにサボっていた、なんの努力もしなかった、という原因で貧困に陥る人、極わずか「いる」とは思いますけれど、

そうした「例外的なもの」を持ち出して、貧困を自己責任で片付ける、というのは、決して許されることではない、あってはならない、ことだと思います。

荻上チキさん

社会問題を個人化して切り捨てる、というために、この自己責任という言葉が使われがちであるというところ、そこは注意したいところですよね。

橋本健二さん

社会問題を個人のものとして切り捨てる反面、この原因を生み出した人々、

たとえば、「非正規労働者をどんどん拡大してきた人」「低賃金の労働者をどんどん増やしてきた人々」の

責任を免罪することにもなるんですね。

その両方の意味で、自己責任(という言葉)には大きな問題があると思います。

最低賃金の引き上げ

荻上チキさん
これからたぶん、多くの方々が「政策の見比べ」というものを行うと思うんです。選挙の時期なので。
そんな中で、どんな政策が必要だといえるのでしょうか。

橋本健二さん

はい、わたしはですね、格差とか再配布の問題に関しては、「自分一人の利益を考えるのではなく、社会全体の利益を考えてほしいな」と思います。

たとえば再分配を強めて、格差を縮小するという政策はですね、恵まれた立場にある経営者とか新中間階級から見ると、「自分たちの税金が増えて、他の人に回っていく」ということになりますから、〝不利〟なんですよね。

だから直接的な利益から言うと、「反対」ってことになりかねない、

しかしながら、それによって貧困の問題が解消する

それから格差の拡大によって景気が低迷している現状を変えることが出来る、

さらには格差の拡大によって人々の健康水準が低下するとか

あるいは犯罪が増えるとか、そういうような問題も防止できる。

そういう意味からいいますと、

現在の自分の利益だけで考えないほうがいい、というふうに思います。

それからもうひとつ言いますと、

自分は今、こういう貧困問題とは無縁だ、と思っている人、

正規労働者や中間、新中間階級の人から見てもですね、

もしかすると自分の子供が、現状では、ひじょうに就職難の状況があって、しかもコロナでですね、ますます就職が難しくなっている、

こういう状況ではですね、ほっとくと自分の子供が貧困層に転落するって可能性、十分あります。

さらに言えば、近年、定年退職した後で、貯金も年金も少ないために、再就職で非正規労働者になる高齢者がひじょうに増えてます。

そうしますと、自分も将来、非正規労働者として働かなければいけなくなるかも知れないと考えれば、

非正規労働者の待遇をよくするってことは、自分の利益にもなるんですね。


自分の子供が非正規労働者になっても、ちゃんと給料がもらえる社会、

自分が定年退職後に非正規労働者になっても、ちゃんと給料がもらえる社会にするってことも見通して

そこまで見たうえで考えていただきたいな、と思います。


ひじょうに重要なのは、最低賃金の引き上げだと思います。

つまり現在、非正規労働者の多くは最低賃金ギリギリの水準の賃金しか受け取っていないんですね。

したがって、これらの人びとの賃金を引き上げて、非正規労働者になっても、ちゃんと生活ができるというふうにするためには、最低賃金の引き上げが決め手になります。

これが一番重要だと思います。

さらにいうと、昔から、日本人は働きすぎだと、労働時間が長い、というふうに言われてます。

労働時間が長いということは、それだけ、雇われる人の人数、数が少なくなってるということなんですね。

で、この労働時間を短縮させれば、雇われる人の頭数、人数が増えます。

そうすれば非正規労働者が正社員になったり、

あるいは非正規労働者が人手不足になって、賃金が必然にあがっていく、ということが起こって

格差が縮小すると思います。それが決め手になるでしょうね。

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「たまむすび」町山智浩さん

おなじ日の「たまむすび」町山智浩さんの解説によると、アメリカ・カリフォルニア州の最低時給は、日本円にすると1600円だそうです。

アメリカの移民労働者、メキシコ人たちは、日本よりはるかに高い1600円というカリフォルニア州の最低時給で働いているんですね。

このままでは、日本に来て働いてくれる外国人労働者はいなくなるかも、と町山さんは語っておられました。

週刊ダイヤモンド』8月28日号の第1特集

日本の最低賃金G7(先進7カ国)では実質的に、最下位の状況である。

「日本の仕事は安すぎる」
中国の下請けが逃げている

引用
週刊ダイヤモンド』8月28日号の第1特集より

日本の実質賃金

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いろいろ考え続けていきたいです。

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拡散希望とのことなので

Change.orgのサイトにあった画像です。

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www.change.org

この画像を拡散する気になったのは「病床削減推進」法案に、賛成する政党があることです。

病院のベッド数を減らしたら、自宅療養と呼ばれる「自宅放置」されるコロナ患者が、ますます増えちゃうよねと思うのですが。

日本で一番人気のある政党も病床削減に賛成してるだけに、自宅放置されてしまう側であろう庶民の自分としては、なんか困っちゃうなぁ・・・。

ああ、もしかすると・・・。

だから自宅療養の患者は、ずーーーーっと減らなかったのかもしれないね。

ジョージ・オーウェル 動物農場 あらすじ

「我々のリーダー、ナポレオン(豚)は常に正しい」

ナポレオンに心酔しているボクサー(馬)は、他の動物たちの何倍も働き、それだけでは足りないと、睡眠時間を削ってまでナポレオンのために肉体労働に従事しました。

そんな体力自慢のボクサーでしたが、長年の無理がたたり、ついに病気になってしまったのです。

ボクサーは、

「自分の病気のことなど、ちっとも悲しくない、もし全快したら、まだ三年くらいは生きられるはずだし、あの大牧場の片すみで、安らかな毎日を過ごせるときの来るのが、ほんとに楽しみだ。」

と、生れてはじめて、ゆっくりと過ごせる毎日を夢見て、まわりの動物たちに語りました。

しかし、リーダーのナポレオンは、ボクサーがもう自分のために働けなくなったと知るや、すぐさまボクサーを屠殺(とさつ)業者に売り飛ばしてしまったのです。

そのことを知ったボクサーは、自分が乗せられた屠殺(とさつ)業者の箱型馬車を蹴破(けやぶ)って逃げ出そうとしますが、病気のボクサーに、蹴破るだけの体力は残されていませんでした。

リーダーのために働いたボクサーは、役に立たなくなると同時に見捨てられて〝馬肉〟となり、

ナポレオンたちは、ボクサーを屠殺(とさつ)業者に売り払った代金で、ウイスキーを購入し、どんちゃん騒ぎの宴会を楽しんだのでした

参考
動物農場 角川文庫

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動物農場」と、先日ブログで紹介した「女王の教室」は似てますね。

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いろいろ考えていきたいです。

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女神降臨!がん治療の日々

がん治療薬の副作用に「多汗」があります。

夏はもちろん、冬でも汗ビッショリになります。

つらいのは、病院での化学療法終了後「CVポート」と呼ばれるカプセル治療薬を〝装着〟して帰宅しますので

カプセル内の薬液がなくなり、CVポートを体から取り外せるまでの約3日間は、シャワーはもちろん風呂にも入れないことなんですね。

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引用
失踪日記 イーストプレス

f:id:seiyukenkyujo:20190913102053g:plainそんな私に、女神さまが降臨しました。f:id:seiyukenkyujo:20190913102057g:plain

薬剤師さんの姿をした女神さまのお告げによると「発汗をおさえる、ブチルスコポラミンというありがたいお薬が 『天竺に』 ある」とのこと。

ありがとうございます。

女神さまのお告げ、早速実行させていただくことにいたします。

感謝します、女神さま。

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女神だってf:id:seiyukenkyujo:20210704162247g:plain

心配してんのに、もっとまじめにやれf:id:seiyukenkyujo:20210718183244g:plain

ふざけんのも大概(たいがい)にせんとバチがあたるぞ。コラf:id:seiyukenkyujo:20190913102300g:plain作者f:id:seiyukenkyujo:20190913102311g:plain

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人を食った話・ミノタウロスの皿

アステカ帝国の饗宴メニュー

16世紀

アステカ族は、特定の饗宴にいつも必ず同じ料理を供するのを好んだ。

春の神シペ・トテックの祝祭ではトウモロコシが大量に供された。これは文明社会の常食である。

いっぽう、春分のころに行われるシペ・トテックの大規模な祝祭は「トラカシペワリストリ」と呼ばれ、このときの主な食材は、人間だった。

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研究者たちの間では、アステカ族の食生活における人肉食の普及度について、それが日常習慣であったにせよ、儀式に限った行為であったとしても、是非をめぐって意見が対立している。

程度の差こそあれアステカ族が、人肉食を罪悪視していなかったのは確かだ。

スペインのフランシスコ会修道士、ベルナルディーノ・デ・サアグン(1499-1590年)は恐らく世界で初の考古学者だろう。

彼はアステカ文化の研究に生涯を捧げた驚異的な人物である。

彼の記録によれば、トラカシペワリストリ (人間の皮をはぐという意味) では基本的に、老若男女を問わず、戦で捕まって捕虜となった囚人が殺されたという。

まずアステカの戦士と囚人が決闘をする。といっても囚人は殺される運命にあるという一方的で不快な闘いである。

サアグンは、殺された囚人の体の一部が、トゥラカトゥラオリと呼ばれるシチュー料理にトウモロコシと共に加えられ、塩で味付けされたと記録している。チリペッパーも使われたことだろう。

これを食べることが許されたのは、捕虜を捕まえてきたアステカ人とその家族だけだった。

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上の絵は、この饗宴を描いた可能性が最も高いと思われる場面であり、「マリアベッキアーノ絵文書」という暦書に描かれている。

そこには宗教上の重要な日程と祝祭が記されていると共に、数多くの殺りく行為も記されている。

引用
料理メニューからひもとく歴史的瞬間 ガイアブックス

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未開の島々には人食い人種がいて・・・

わたしが子どものころは、こういった話はあたりまえのように雑誌などに載ってました。

しかし人食い人種とは〝野蛮人〟のことで、文明人ではなかったのです。

ストレンジ・フルーツ 吾妻ひでお

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1981年にフランスで起こった「パリ人肉事件」などもありましたので、文明人はそんなことはしない、とは思っていませんでしたが

社会全体で人肉食が容認されていたアステカ文明には、かなりびっくりしました。

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非常時の心理「ひかりごけ」と「野火」

武田泰淳ひかりごけとして小説化した、1943年のひかりごけ事件は、劇団四季によって舞台化されたものを観ています。

また、太平洋戦争末期、フィリピン戦線で食糧不足に陥(おちい)った日本軍を描いた映画「野火」(1959年版)も観てますので、遭難や戦争など非常時の心理としては理解できます

が、

食料に困っていない状況で、社会全体が食人を容認となると・・・

藤子不二雄Fのミノタウロスの皿」かなぁ・・・。

ミノタウロスの皿 藤子不二雄

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いや、ミノタウロスの皿は、物語全体を貫く概念はとてもおもしろいんだけど、あれは牛が人間を食う話で、人が人を食う話ではないから、ちょっと違うか…。

うろ覚えで申し訳ないけど

子どものころ雑誌で読んだ〝未開の食人族〟が、なぜ人肉を食べたのかというと、

いろんな理由の一つに「敵の勇者を食べることで、その能力を自分のものにする」という〝呪術的俗信〟があったと記憶しています。

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そうなると「ドラゴンボール」で、17号と18号を吸収して完全体になった〝セル〟の描写が、食人の概念に近いのかなぁ・・・。

肉体改造・筋力アップ・健康維持・・・

しかし、セルの行為を、肉や野菜からタンパク質やビタミンという【能力】を摂取し、筋力アップや健康維持に役立てている我々の〝食事〟に置きかえて考えてみると、決して間違っているとは言い難く・・・

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まぁしかしこの問題は、あんまり突き詰めて考えすぎるとよくないね。

てなわけで・・・。

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人を食った話ってゆーから、お笑いネタかと思ってましたぁ。

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引用
料理メニューからひもとく歴史的瞬間 ガイアブックス
Hideo Collection2 十月の空 双葉社
藤子不二雄SF全短篇 第1巻 カンビュセスの籤 中央公論社

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