2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ドクター・ハウスとは 「患者は必ずウソをつく」が口癖の、メチャクチャ偏屈(へんくつ)で口が悪く、おまけに薬物依存症(バイコディン依存)という、一癖(ひとくせ)も二癖(ふたくせ)もある天才医師ハウスが主人公の、コメディ要素も混じったシリアスな海外ドラ…
あの家庭を破壊してやりたいんです。先生の復讐のためですわ。 川端康成の小説では「古都」が最高だと思ってましたが・・・ぐいぐい作品世界にひき込まれていく自分を感じてとまどいました。 川端文学は「眠れる美女」がいちばん妖(あや)しいと思ってたけど…
おすすめの本 「カムイ伝」 白土三平 「古都」 川端康成 「破戒」 島崎藤村 「幼年期の終り」 アーサー・C・クラーク 「動物農場」 ジョージ・オーウェル 「1984年」 ジョージ・オーウェル 「件」 内田百閒 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 フ…
裸の王様 「なんにも着てやしない」一人の子供が言いました。 「なんにも着ていらっしゃらない!」とうとうしまいに、ひとり残らずこう叫びました。 これには皇帝もお困りになりました。 けれども、「いまさら行列をやめるわけにはいかんわい。」とお考えに…
「カンビュセスの籤(くじ)」について生徒といろいろ話し合ってます。 終末戦争で人類のほとんどが滅んでしまった世界 人類は地球外文明へ向けてSOSを発信しますが・・・というお話です。 コロナで世界中が大変だけど、世界の国や人びとはおたがいに助け合…
処女作の祟り 川端康成 一高の「校友会雑誌」に「ちよ」という小説を出した。これが僕の処女作である。 *1 川端康成の処女作「ちよ」(1919年6月)に、「伊豆の踊子」(1926年1月-2月)の草稿ともとれる文章があります。 「ちよ」川端康成 その金で、丁度一身上…
ストーカー 川端康成の「みずうみ」はストーカーが主人公なんだよ。変態小説ですぅ。 では、なぜ川端康成は、そのような小説を書いたのでしょうか 処女作の祟り 川端康成 一高の「校友会雑誌」に「ちよ」という小説を出した。これが僕の処女作である。 その…
作曲・編曲家・音楽プロデューサーの野口義修さんによると、メロディの上がり下がりと、心の情感の高い低いはシンクロしているんだって。 ♬ドレミファソラシド【歌詞】彼女ができたよ ♬ドシラソファミレド 【歌詞】だけどふられた ドレミのメロディの音階が…
みずうみ 川端康成 「なに?一週間に二人も男がつけて来るのか。」 宮子は有田老人に手枕させながらうなずいた。 「魔性(ましょう)だねえ。」と有田老人はしばらくしてつぶやいた。 「魔性の女かねえ。そんなにいろんな男がつけて来て、自分がこわくならない…
雪国 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。 向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。雪の冷気が流れこんだ。娘は窓いっぱいに乗り出して、遠くへ叫ぶように、 「駅長さあん、駅長さ…
洪水は我れ亡き後に来たれ 有名な言葉です。フランス王ルイ15世の愛人だったポンパドゥール侯爵夫人の言葉とされています。 世界が大変なことになったらどうするかって? 知ったことじゃないわ。 そんなのはいずれ将来のこと。その時はもうわたしなんかいな…
「片腕」川端康成 「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」と娘は言った。そして右腕を肩からはずすと、それを左手に持って私の膝(ひざ)においた。 「ありがとう。」と私は膝を見た。娘の右腕のあたたかさが膝に伝わった。 「そうだわ。肘(ひじ)や指の関節がまが…
マンガ好きな方ならわかっていただけるかと思います。 場面転換 主人公がA地点からB地点に移動した場合、移動した場所の風景や建物の絵を1カット挿入しないと、視聴者(読者)は混乱する。 ちょっと前の「マンガ入門」には、こんなことが書かれていましたね…
戦時中、僕の家は阪神間の芦屋(あしや)で焼けた。昭和20年の6月、暑い日の正午頃の空襲だった。 「くだんのはは」は、そのタイトルから靖国神社を連想させますが、人と牛と書いて「件(くだん)」と読む【もののけ、妖怪】の母の意味です。 先月10日のブログ…
ヤマト・ナレーション・オンラインレッスン 一昨日UPした「宇宙戦艦ヤマト」に、さらにチャレンジ 「女神さまが語るような雰囲気」に、ほんの少しでも近づいたかな うまくなるには練習あるのみ。まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。 www1.odn.ne.jp