ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

オカルト・ファンタジー

怪談と落語と文学と

背筋がゾクッとする怪談は夏の楽しみの一つだ。 ところが、明治期の寄席では廃れたという。幽霊は前近代的、非科学的だというのだろう。 「開化先生方はお嫌ひなさる事でございます」。 三遊亭円朝が創作した怪談噺(ばなし)「真景累ケ淵(しんけいかさねが…

怪談?幽霊と生まれ変わり

夏です、お盆です。川端康成の幽霊小説と水木しげるの生まれ変わりの漫画を紹介させていただきます。 慰霊歌 川端康成 花子が来ましたわ。 え?と私は部屋をひとわたり見廻して、また目を鈴子に戻しました。鈴子の声ではありませんでした。 私はここに来てい…

美しい少女が天から降ってきた

口笛を吹きながら、ドイツの詩人キュウゲルンゲンが人通りのと絶(だ)えた夜更(よふけ)の街を歩いているところへ、ばさりと美しい少女が天から降ってきた。 なんとなく有名なアニメ映画を思い出してしまうこの小説は、川端康成「海の火祭」の一部「香の樹」の…

幻想文学と心霊ブーム

大正文学の特色のひとつは、明治期の自然主義文学 (リアリズム小説) と違って幻想文学、今日でいうオカルト・ファンタジー小説への関心が高まったことがあります。 そして川端康成も幻想文学や恋愛怪談を書いているんですね。 それは、このような時代背景が…

超常現象

田舎の父親から、「お前に頼まれたお金だが、いつ振り込めばいいんだ?」と息子に電話があったそうよ。 でも息子は父親にお金を無心していなかったんだって。 ドッペルゲンガー ドッペルゲンガーとは、自分とそっくりの姿をした人物が同時に別の場所に姿を現…