ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

幽霊

わたしの恐怖体験【実話です】

わたしは幽霊は信じてません。 ——とは言うものの 30年くらい前、当時のわたしが住んでいたアパートで起きた恐怖体験についてお話しします。 ある夜のこと、コンビニに買い物に行こうと、アパートの外にある道路に向かって自転車を〝後ろ向きに〟押していまし…

怪談と落語と文学と

背筋がゾクッとする怪談は夏の楽しみの一つだ。 ところが、明治期の寄席では廃れたという。幽霊は前近代的、非科学的だというのだろう。 「開化先生方はお嫌ひなさる事でございます」。 三遊亭円朝が創作した怪談噺(ばなし)「真景累ケ淵(しんけいかさねが…

幻想文学と心霊ブーム

大正文学の特色のひとつは、明治期の自然主義文学 (リアリズム小説) と違って幻想文学、今日でいうオカルト・ファンタジー小説への関心が高まったことがあります。 そして川端康成も幻想文学や恋愛怪談を書いているんですね。 それは、このような時代背景が…

お通夜の晩の不思議な出来事

今回、紹介させていただくのは、お通夜の晩に起きた不思議なお話です。 友達友達が、急に亡くなった。以前から肝臓が弱っていた、というのはあとから聞いた話なのだが、ある日急に血を吐いて倒れ、しばらく入院したのちにそのまま帰らぬ人になってしまった。…

幽体離脱

学生です。幽体離脱に悩んでいます。学校の授業中や親に説教されているときなどに幽体離脱してしまいます。どうしたらいいでしょう。 演技のレッスン中なら大丈夫 演技のレッスン中なら幽体離脱は起きません。マンツーマン・レッスンなら尚更(なおさら)です…

企画立案

目次 シェイクスピア 十二夜<幽霊と戦場> あたりまえをうたがえ 幽霊に、人を呪い殺せる能力が本当にあるのなら、戦争で死んだ兵隊は生きているときよりさらに強力な戦闘能力をもつことになるな。 そこで一本アイデアが浮(う)かんだわ。 西暦2199年、…

幽霊と夢の世界

俳優の谷隼人さんが 「むかし世話になった先輩が夢に出てくるんだよ。そのとき、『ああ、この人もう死んでるんだよなあ』なんて夢の中で思いながら、その先輩の話を聞いていたりするんだよね…」とラジオ番組で語っておられました。 じつは私もまったく同じ経…

魔太郎くん

「怨霊降臨マシン・うらみはらさでおくべきか」 ・・・なにそれ? メフィストくんがくれたの。物語の矛盾を正して、悪人を成敗する機械なんだって。 矛盾? 怪談には、悪人に殺された人が怨霊となってうらみをはらすお話があるよね。 だけど本当に化けて出ら…

幽霊

「引っ越しを考えているんですが、幽霊が出る物件とかって本当にあるんでしょうか」 本日の休み時間に見学者の方から、このような質問を受けました。 【私の答え】 質問の答えとはちょっと違うかも知れないけれど ラジオパーソナリティーで小島慶子さんとい…