滑舌トレーニング文章
急いで家の潜り戸古栗の木の潜り戸を抜け弁天の天王寺。塔に龍田の唐人が塔々念仏十申し、もしもし下田の渡し守、千手観音専念念仏千日行千遍拝んで千束町。ぞくぞく胸は高天原。早う行こ生駒の山の大天狗小天狗小小僧に小数珠でコテンコテン。夏は寒天心太。半纏補填でスッテンテン。
【よみがな】
いそいでいえのもぐりどふるくりのきのくぐりどをぬけべんてんのてんのうじ。とうにたつたのとうじんがとうとうねんぶつとおもうし、もしもししもだのわたしもり、せんじゅかんのんせんねんねんぶつせんにちぎょうせんべんおがんでせんぞくまち。ぞくぞくむねはたかまがはら。はよういこいこまのやまのおおてんぐこてんぐここぞうにこじゅずでこてんこてん。なつはかんてんところてん。はんてんほてんですってんてん。
本日の練習のひとコマ、「小間物屋のお駒は困りもの」の一部分です。
滑舌の練習ですが、むやみやたらにペラペラしゃべってもお客さんには伝わりません。
「しっかり、はっきり、正確に」
それに加えてリズム感まで養える文章になっていますので、難しいですが、やってみたらけっこう楽しい練習ですよ。
この他にも、いくつか練習をしましたが、おもしろいレッスンが出来たんじゃないかと思っています。
それでは、また来週。
生徒の浅賀君が描いてくれた新入生募集のイラストです。
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