ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

怪談と落語と文学と

背筋がゾクッとする怪談は夏の楽しみの一つだ。

ところが、明治期の寄席では廃れたという。幽霊は前近代的、非科学的だというのだろう。

「開化先生方はお嫌ひなさる事でございます」。

三遊亭円朝が創作した怪談噺(ばなし)「真景累ケ淵(しんけいかさねがふち)」の冒頭で語る

▲なぜ幽霊は現れるのか。

円朝は、殺しや盗みなど悪事を働いた者の「若(も)しや己(おれ)を怨(うら)んで居やアしないか」とおびえる神経が、幽霊を見せるのだと説く。「真景」は「神経」のもじりだ

引用
毎日新聞コラム 余録

さて、文学の世界では…

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明治期の落語が、このような状況だったとは知りませんでした。ですがそれは文学の世界も同様で、明治期には自然主義文学 (リアリズム小説) が流行していたんです。

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自然主義文学の代表的な作品や作家には

島崎藤村の『破戒』

f:id:seiyukenkyujo:20210531071512j:plain読んだ。f:id:seiyukenkyujo:20190913102349g:plain

田山花袋の『蒲団』『田舎教師』があります。

f:id:seiyukenkyujo:20210331220632j:plain読んでない。f:id:seiyukenkyujo:20190913101906g:plain

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しかし大正時代には一転して、幻想文学、今日でいうオカルト・ファンタジー小説のブームがおとずれるのです。

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いつの世も人々の心はうつろいやすいものなのかもしれませんね。

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www1.odn.ne.jp

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