間違った価値観を悪役に語らせると【名言に】どうすれば?
その後を観察する
「主人公の乗り越えるべき間違った価値観を悪役にセリフで語らせると、なぜかそれが名言扱いされて読者に支持されてしまう」問題について
そのセリフを語った登場人物の「その後」を見よう
失敗して破滅したり、ひどい場合は死んじゃったりと、だいたいにおいて散々な目にあっている場合が多いです。漫画やアニメの場合などは特に。
演じる場合の注意点
「わたしは悪いことを言っていますよ、みんなをダマそうとしていますよ」というわかりやすい表現方法もありますが、
少しレベルの高い作品になると、
そのセリフをしゃべっている本人は、「心の底から信念をもって、自分の言っていることが間違っているとは夢にも思っていない」と登場人物の心理を分析して演じる場合もあるんです。
そういう時こそ、その人物の「その後」を見てください。
その人物が、自分の信念を行動に移した結果、どうなってしまうのか?物語が進行するにつれて判明していきますよ。
そのセリフだけにポイントを絞って考えるのではなく、物語全体を見渡して広い視野で考えていきましょう。