ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

うまいへたと、伝えるは、別の能力

ヘタでも伝わる。

大切なのは「伝える」こと。

うまいへたの【技術】と、伝える【能力】は、実は別次元の話。


伝える能力のある人は、技術的に下手でも、相手に伝わるんですよ。


相手に伝わる能力があるから「いいな」と周りから感じてもらえる。


上手ヘタは、あまり重要じゃない。「心」が伝わるかどうかが大切。



ラジオを聴いていたら音楽家の方が、そのように語っておられました。

考えてみれば、「うまいヘタを超えたなにか」を持っている人は、けっこういるような気もします。

他には、【挫折する、あきらめてしまう】問題にもふれていて

音楽を始めたばかりで、自分がどうしてうまくいかないのか見極める能力がまだないのに、

「自分は○○だからうまくいかないんだ」と原因を1つに特定してあきらめてしまう。

「うまくなる人は、自由にのびのびやって、いつのまにかうまくなっているケースが多い」んだそうですよ。

たしかに、まったく欠点のない人はいませんね。

のびのびで思い出したんですが

「大阪に行くには、電車、飛行機、車などいろんな方法がある」と、ドラえもんの第一話にもありましたね。

「飛行機がダメなら電車にしよう」と自由に発想できる人が長続きする人で、ひとつの方法に、こだわりすぎてしまうとうまくいかないかも。

いくらでも方法はあります。ひとつじゃありません。いろんな角度から物を考えられる、広い視野を持つことが大切なんでしょうね。

今日は、そんな話を交えながら朗読のレッスンを行いました。

雨のなか、どうもありがとう。それではまた来週。

参考
久米宏ラジオなんですけど
雨だけど、雲の上は満天の星空


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