演技の勉強とは
伝わるように表現する。
その一方で、伝え方がへたで誤解されてばかりいるけど、なにをするにも一生懸命で不器用な、愛されキャラだっています。
演技の勉強について、いろいろ考えてみました。
演技とは
台本に書かれた文章やセリフを読み解いて、お客さんにわかりやすく表現していく作業のことです。
演技のうまいヘタとは
まず、自分が読み解いた文章やセリフの解釈が「正しいか、間違っているか」があります。
読み解きが正しいとしても、演技にして表現するにあたって、お客さんにわかりやすく伝わるかどうかという問題がでてきます。
間違いではないけど伝わりづらい
「あなたの演技の表現は、正しい (もしくは間違ってはいない) けれども、お客さんに伝わりやすいとは言えないよ」
もうちょっとべつの表現方法はないかな・・・
そうやって自分を切磋琢磨させながら、読み解きや表現の方法をアップさせていくのが演技の勉強なんだと思います。
もちろん演技は、なにがなんでもわかりやすく表現すればいい、という単純なものでもありません。
世の中には、伝わりづらい表現しかできなくて誤解ばかりされてしまう人はたくさんいます。そしてもちろん作品の中にもそういうキャラは登場します。
「ヤマアラシのジレンマ」(心理学用語)などとも呼ばれている現象ですね。
そういうキャラの【心の葛藤・ジレンマ】をどう表現していくかだからこそ、演技の勉強は奥が深くて終わりがないんでしょうね。
つながらない もどかしさ・・・
本日は「オンディーヌ」第10場から第11場のレッスンを行いました。前回よりもよくなってますね。
純粋なオンディーヌに、生き生きとした活発なイメージがプラスされてきました。とってもよかったです。これからもこの調子でがんばりましょう。
インフルエンザが流行り出しましたね。くれぐれもご注意ください。それではまた来週
Voice actor laboratory 声優演技研究所