人生の勝ち方はひとつじゃない
みにくいアヒルの子【白鳥の子】は、排他的ないじめを受けました。ここであらためて言うまでもなく、いじめる側の心理は複雑です。
行動が鈍いなどのマイナスの要因だけでなく、勉強ができるなどのプラスの要素に対しても、いじめる側は攻撃してきます。
つまり、まわりのレベルとかけ離れていると、標的になりやすいというわけです。
偉大な人々は、平凡な人々からつねに激しい抵抗にあってきた。平凡な人間は嫉妬から、才能ある人間を集団で潰そうとするのだ。
これはアインシュタインの言葉です。子どもの世界も大人の世界でも“成功とねたみ”は一組になっていて、どうやら避けられないようです。
だからこそ、わたしはこう考えます。
頭に来てもバカとは戦うな
いじめと闘うのではなく、自分の得意なものを磨いて勝利をめざそう。
そのためには、立ち向かうのではなく逃げちゃいましょう。そして安心できる場所で、自分を成長させましょう。
人生の勝ち方はひとつじゃないよ。
参考文献
おとなになって読むアンデルセン メトロポリタンプレス
Voice actor laboratory 声優演技研究所