ウルトラマン
いつの日か生徒たちには、プロの声優としてたくましく成長し、活躍してくれることを夢見ています。
今回は、そういったお話です。
ウルトラマンは、親の象徴
人類は「幼い子供」
世の中には悪い怪獣がたくさんいます。まだ幼い子供である人類には、とてもじゃないけど立ち向かえません。ですから親であるウルトラマンが守ってやる必要があります。
でも悲しいかな、親はいつか亡くなってしまいます。
最終回でゼットンに敗れた時、科学特捜隊フジアキコ隊員は懇願します。
「ウルトラマン死なないで。あなたがいなくなってしまったら地球はどうなってしまうの」
ですが、ウルトラマンに見守られながら人類はたくましく成長していました。
ゼットンを倒したのは人類でした。
ムラマツ隊長は宣言します。
「これからの地球の平和は、我々が守っていこう」
自分を超えるほど雄々しく成長した人類の姿を見て、ウルトラマンは心から安堵して光の国へと旅立っていきます。
最初のウルトラマン・シリーズで描かれた人間たちのように、生徒たちが大きく成長して立派な声優となってくれることを願っています。