マッチ売りの少女は売春婦?
「マッチ売りの少女」野坂昭如
アニメ映画「火垂るの墓」で知られる野坂昭如さん原作の「マッチ売りの少女」は、こんな内容です。
つまり、こういうことです。
1.ネットなどに広がる「マッチ売りの少女、売春婦説」は都市伝説ではなく、ちゃんとした元ネタがあった。
2.しかしそれはアンデルセンではなく、野坂昭如さん原作のマッチ売りの少女である。
読後の感想
「すごい」のひとことです。
読んでみればわかりますがエッチな気持ちにはまったくなりません。むしろ主人公のお安の身の上に同情してしまい、可哀想で切なくなってしまいます。そこはアンデルセンの童話と同じです。
まだ24歳なのに、なぜ50過ぎに見えてしまうのか。お安はどんな人生を歩んできたのか…。野坂昭如「マッチ売りの少女」文句なしにおすすめします。
参考文献
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