成功・失敗より、やってみる
メジャーリーガー・大谷翔平選手について書かれた「東京新聞の社説」に感銘を受けました。抜粋させていただきます。
二刀流大谷選手 大輪咲かせた野球少年
大リーグ四年目。今季の驚異的な活躍で忘れがちだが、決して順風満帆ではなかった。
新人王に輝いた一年目の二〇一八年オフ、右肘靱帯(じんたい)の再建手術を受けた。
打者に専念した一九年秋には左膝も手術。
昨年は未勝利、打率は二割を切り、七本塁打にとどまった。
今季には相当期するものがあったのだろう。
スポーツライター佐々木亨さんの著書によると、栗山英樹・日本ハム監督は、本人から
「成功するとか失敗するとか、僕には関係ない。やってみることのほうが大事」
と打ち明けられ、快く米国へ送り出そうと決めたという。
その思考こそ、常識にとらわれず、限界に挑戦する原動力に違いない。
いまや球界の至宝と言える二十七歳だ。
大谷選手を超えられるのは大谷選手しかいないだろう。私たちに長く夢を届けてほしい。
世界中から注目され、批判を受けても前を向く大谷選手と
誰からも注目されてないのに、その一歩が踏み出せないでいる自分…。
人間としての〝器〟が違いすぎます。
肝に銘じていきたいです。