新型コロナ
ツイッターでひろいました。
コロナ怖いですね、わたしも気をつけます。・・・ガンですし。
病気なのに病院で治療してもらえず〝自宅放置〟されてしまう「自宅療養」と呼称される、医療の現状・・・。
2週間何もできず、ずっと寝たきりの状態でも〝重症ではない〟と診断されてしまうのだから、コロナで重症とは・・・人工呼吸や ECMO を必要とされる状態とはと考えていくとホント怖いです。
コロナ「中等症」の入院患者 数日後重症に転じるケース相次ぐ、という〝NHK首都圏のニュース〟もありますし…。
因(ちな)みに大竹まこと ゴールデンラジオ!からの情報によると、ワクチン2回接種を終えた人はわくわくちんちんと呼ぶんだって。
ぐわあああぁぁ…
梅雨明けした途端いきなり暑いんで過去百年間の七月平均気温を調べてみました。
世界の7月平均気温偏差の経年変化(1891〜2020年)
2020年7月の世界の平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の基準値(1991〜2020年の30年平均値)からの偏差は+0.27℃で、1891年の統計開始以降、3番目に高い値となりました。
世界の7月平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり0.68℃の割合で上昇しています。
気象庁のホームページ「世界の月平均気温」より
Ohtani who?大谷って誰?
ベーブルースの再来!二刀流!メジャーリーグのスーパースター大谷翔平くんを、アメリカでは5人に1人しか知らない
「生島ヒロシのおはよう定食」からの情報によると、「アメリカンフットボール」のトップ選手の全米での知名度は78%であるのに対し、野球のトップ選手は22%の人しか知らないそうです。
ですからアメリカ国内では大谷くんのことをたずねても
Ohtani who?
「知らないなぁ…」という答えが返ってくるんです・・・と番組では伝えておりました。
日本のニュースを観ていると、アメリカでも日本と同じく、大谷くんフィーバーで大騒ぎになってるとばかり思っていたので、この情報は意外でした。正直びっくりしました。
ここから学べること
1.日本では大ニュースでも海外の人びとは、どうなのか。逆に海外では大ニュースでも、日本ではどうなのか。
2.自分にはまったく関心のないニュースでも、世の中の人びとはどうなのか。
いろんなことに興味を持って、日常観察の精度をアップさせ、演技力向上に役立てましょう。
あたりまえをうたがえ
情報元
生島ヒロシのおはよう定食
エデュケーション 大学は私の人生を変えた
演技のヒントになりそうな箇所を紹介させていただきます。
母は以前、結婚する前のことをよく話してくれた。
母が仲がよかった兄のリンに、夫になってほしいと思っていた父に会わせたときの話だ。
夏の夕暮れどきで、父のいとこたちは、収穫の後のお決まりの悪ふざけをしていた。
荒くれ者たちがどなりあい、拳(こぶし)を握りしめ、振り回している様子を見て、リンはジョン・ウェインの映画に出てくる乱闘シーンかと思ったらしい。
警察に通報しようとしたそうだ。
「だからね、聞いてみなさいよって言ったの」と母は云った。笑いすぎて目に涙をためていた。そしてこの話は私たちのお気に入りだった。
「だから、あの人たちが何を言っているか、ちゃんと聞いてみなさいよって言ったの。
まるで怒っているみたいなのに、実際にあの人たちが言っていたのは、丁寧(ていねい)な言葉だったのよ。
だから、あの人たちが〝何を〟言っているのかを聞いて、〝どのように〟言っているのかは心配しなくていいの。それがウェストーバー家の話し方なのよって言ってやったわ!」 *1
怒っているみたいなのに、丁寧(ていねい)な言葉
〝何を〟言っているのか〝どのように〟言っているのか
これは演技の表現方法を考える上で、とても重要ですね。
本の感想・・・
この本に出てくる家族はひどすぎます。非科学的で被害妄想に取りつかれた救いようのない家族としか思えません。*2
読み進めていけばいくほど、やりきれない気持ちでいっぱいになりました。
しかも悲しいことにすべて実話なんです。
だけど、現在のコロナ禍という状況のなか、わたしたちも非科学的で信じられないような出来事を目の当たりにしているような気がします。
この家族のことは笑えません…。
そんな絶望的な状況の中で、著者のタラ・ウェストーバーさんは、ケンブリッジ大学で哲学で修士号を、歴史学で博士号を取得しました。すごいとしか言いようがありません。
この本をファンタジー的に読み解く
悪魔に呪(のろ)いをかけられ、その能力を封印されていた主人公が、悪魔の呪いが解かれることで、真の姿を取り戻す・・・
——みたいなファンタジー作品がありますが、「エデュケーション…」を〝かんたんに〟説明するとそういうお話かな・・・と。
「悪魔の呪い」つまり、父親に〝洗脳〟されていた状態から、主人公のタラが解放される場面です。
「離れるときが来たんだよ、タラ」とタイラーは言った。「長くここにいればいるほど、離れられなくなる」
「家を出ろと言うの?」
「ここは君にとって最悪の場所だ。大学に行くんだ」
「合格するわけない」
「できるさ。アメリカン・カレッジ・テストに合格すればいい」
タイラーは立ち上がった。
「君の耳に自分の考えをふきこむ父さんから離れたら、世界は違って見えてくる」
頁189
タラは大学に合格し、少しずつ呪いは解け始めます。
そしてタラの封印されていた能力が開花し、ケンブリッジやハーバードという超難関大学で学び始めるのです。
が、
呪いは、そう簡単にはとけません。
ちょっと考えてみればわかりますが、わたしたちの住んでいる世界は楽しいけれど、イジメ・パワハラなど〝理不尽な日常〟も背中合わせです。
わたしたちの社会は、完全無欠なパラダイスというわけでは決してないんですね。
世の中を知るにつれ、主人公のタラは悩み葛藤するようになります。どうしたらいいのか分からなくなり、勉強も手につかなくなります。
さらにとんでもないことには
父親たちの「スピリチュアルな霊感事業」が大成功して、陰謀論にまみれた貧乏家族は大金持ちに変貌してしまうんです。
もしもこれが小説なら、
で終わりなんですが・・・この本の内容はすべて事実なんです。
事実は小説よりも奇なり
いろんなことを考えさせられた、凄(すさ)まじい本でした。文句なしにおすすめします。
引用
エデュケーション 大学は私の人生を変えた 早川書房www1.odn.ne.jp
*1:
フィルターを通して物事を見る
人は「自分というフィルター」を通して物事を見てしまいます。
「演劇的な視点」で紹介した文章を、本の内容通りに読み解くと
実は母親は間違っていて
警察に通報しようとした、リンの方が正しかった。
だけど母は、夫となる人を心から信じ、愛していたため目が曇(くも)り、夫の本当の姿に気がついていなかった。
になると思います。
そのことを十分に承知したうえで、ブログではこの文章を「演劇的な視点」という別な角度から解釈してみました。
*2:
訳者あとがきより
1986年、アイダホ州クリフトンでモルモン教サバイバリストの両親のもと、七人兄弟の末っ子として生まれ育ったタラは、物心ついたときから父親の思想が強く反映された生活を送っていた。
両親は科学や医療を否定し、民間療法を盲信し、陰謀史観に基づく偏った思想を盾に政府を目の敵にし、子供たちを公立校に通わせなかった。
その独特な生き方を子供たちにも強制し、正しいと信じ込ませた。社会から孤立したようなその暮らしは、質素で、時に荒唐無稽だった。
幼少のころからタラとその兄弟は、父親の廃品回収とスクラップの仕事を手伝い、時には強要され、父親の残酷ともいえる指示のもと、命を落としかねない危険な作業をくり返した。
実際にタラが負ったけがは深刻で、死に至らなかったことが奇跡にも思える。
頁505ー506
迷信とメソッド演技
黒猫が道を横切る
恋人の写真たてがたおれる
時代劇などで下駄の鼻緒が切れる、etc.
これらはすべて迷信です。
しかしアニメや映画の登場人物たちは、これらを不吉な前ぶれと受け止め、ストーリーも不吉な方向に進んでいく場合も少なくありません。
あなたは迷信を信じていない。
でも、あなたの演じているキャラは迷信を信じている。
そして
迷信を信じていないキャラも、アニメや映画に登場します。
「その山には入っちゃなんねぇ。祟(たた)りがあるぞ」と警告されても「バカバカしい」と山に入って化け物に食われちゃう役なんかがそうです。
あなたが、危険な場所には用心して近づかない慎重な性格であったとしても、演じているキャラがそうであるなら、そう演じましょうね。
「役を演じる」とは、あなたとは違う考えを持つ、別の人格を演じるということです。
演劇をおもしろくするのは、何であれ意見をもつことが大事。劇で演じる人物の意見と、あなた個人の意見は違っていてかまいません。
俳優として、あなたはどちら側の意見にでも同意できるようになりましょう。一方の意見にしか同意できないのであれば、あなたは自分自身にしかなれない人です。
思考の偏りを直すためには、「妊娠中絶は必要か」のように意見が分かれるトピックで練習するとよいでしょう。
まず賛成派の意見に立って述べる。その後、反対派の意見に立って述べる。
どちらの側に立ってもじゅうぶんに説得力があり、どちらが本当のあなたかわからない、と思われるレベルを目指せば、非常にいいエクササイズになります。
純粋な議論では、相手に勝つ必要はありません。相手を遮る必要もない。相手の意見に無関心ではいけません。常に興味をもって。意見を交わしながら刺激を受けて下さい。
それが、役を演じる第一歩であり、台本を読み込む第一歩でもあるんですね。
引用
魂の演技レッスン22 輝く俳優になりなさい! フィルムアート社
よろしければ、こちらもどうぞ。
コロナワクチンと懲(こ)りない2人
「大竹まことゴールデンラジオ」での、どぶろっく〝傑作コメント〟を紹介させていただきます。
ワクチンを打った女性とディープキスをして、ワクチンをいただこうかな、なんて思うんですけど、どうでしょうかね・・・。
ダメ?
そういうことは出来ないんですかね?
まさに一石二鳥その手があったかどぶろっく最高
不可能を可能にチャレンジ精神は大切だね
がんばれ!ベアーズとドジャースの共通点
がんばれ!ベアーズを深読みする
「がんばれ!ベアーズ」とは、「超エリート少年野球、最強チーム・ヤンキース」と、「はぐれ者・のけ者たちを集めた庶民派、弱小チーム・ベアーズ」との戦いをコメディタッチで描いたアメリカ映画です。
チーム構成・比較
最強・少年野球チーム・ヤンキースに所属している子供たちは「白人」のみです。映画を観る限り、白人以外の選手は見当たりませんでした。【※】ヤンキース以外のチームには黒人選手がいました。
対するベアーズは、白人・ユダヤ人・黒人・メキシコ人・それに
ベアーズや、ヤンキースの所属する少年野球リーグで唯一の「女性選手」もいるんです。
しかも・・・
監督はアルコール依存症で飲んだくれの酔っ払い。
主砲の四番バッターは、札付きの不良少年。
エースの女の子は、ハリウッドの【映画スター自宅ガイド地図】を、おのぼりさん相手に〝高値で〟売りさばいてボロ儲けをしているという、あまり感心できない小遣い稼ぎをしています。*1
そんな、愛すべき人間臭さたっぷりの〝のらくら者集団〟弱小チーム・ベアーズが、最強チーム・ヤンキースをぎりぎりまで追い詰め、惜しくも力及ばず負けるものの「来年まで待ってろよ。来年は僕たちが勝つんだ!」というセリフが痛快な、知る人ぞ知る、映画史上に燦然と輝く名作であり傑作です。
この「マジョリティとマイノリティとの対立構造」という「どうかしてるよ、その読み解き…」とツッコミも予想される理論の参考となり根拠になった小説が
ドジャースが西海岸へ移って30年、大リーグに異変が起きた。
ドジャースを古巣ブルックリンへ連れ戻そうというのだ!
その中心となったのは50年代の熱狂的ドジャース・ファンの二人。球団を買いとり、計画は滑りだした。
ただし戦力は最低のお荷物チーム。
それでもブルックリンを、エベッツ・フィールドを目ざして、二人の男の夢の旅はつづく。
ブックカバーの解説より
「彼らはファシストだ」
父はよく言い言いした。「血も涙もないファシスト以外の何者でもない」
彼の言ってるのはヤンキースのことだった。
それが——ファシストという言い方が——彼らを名ざしするときの父の決まり文句だったが、以来、生涯にわたり、私たちにとってヤンキースはファシストということになった。
たいがいのことについては父はものわかりがよかったが、ことファシストに関してはそうでなかった。
やつらは敵だ。
やつらは庶民を毛嫌いしている。
金めあてに野球をしているにすぎない。
それに引き換え、ドジャースの選手はわれわれと似た者同士だ。
彼らは野球が好きでやっている。
彼らは、黒人選手にプレーに許しているが、ファシストどもはそうじゃない。
あのチームには人の心を打つものがある。負けたときでさえ感動させる。
だからこそブルックリンの人間は彼らをこんなに愛しているんだ。
頁36-37
「われわれが何とかしなければならん。早急に手を打つ必要がある」
私たちはともに二十五年近く彼らのことを無視した。
彼らがロサンジェルスくんだりへ出ていったことを憎み、連中はもはやドジャースですらないのだというふりをした。
なぜなら連中があそこへ移って以来、だれも彼らをバムズ(のらくら者)とは呼ばなくなったし、
彼らはもはやバムズではなく、べつのチームであり、
とりわけ生粋(きっすい)のブルックリンの出だったコーファックスが引退してからはいっそうその感を深めているのだから、と。
彼が最後のきずなだったのだ。
頁96-98
そういうことも相まって、
という「実業家として成功した主人公たちが、ファンの代表としてドジャースをブルックリンに買い戻す!」ストーリーが展開されるのです。
それだけではありません。
ブルックリンにもどって来たドジャースは「大リーグ史上初の〝女性投手〟」を入団させ、並みいる大リーグの強打者たちを持ち前の快速球できりきり舞いさせるのです。
「がんばれ!ベアーズ」と同じです。
そして物語を締めくくるラストのセリフこそが、
WAIT TILL NEXT YEAR!
「待ってろよ。来年をな!」
実はこのセリフは、50年代のヤンキース黄金時代に、ワールドシリーズでヤンキースと毎年のように対戦し、惜しくも負け続けたブルックリン・ドジャースファンが、ヤンキースのファンに言った、お決まりのセリフです。
「がんばれ!ベアーズ」と同じセリフというだけじゃなかったんですね。
ひらたくいえば「ドジャース、ブルックリンへ還る」は〝男の夢〟を描いた、愛すべき作品です。
そしてあくまで推測ですが「がんばれ!ベアーズ」を書いた脚本家は、ブルックリン・ドジャースの (もしかするとロサンゼルス・ドジャースも含めた) ファンだったと、わたしは思うのです。
どちらの作品も文句なしにおすすめします。
参考
がんばれ!ベアーズ DVD
ドジャース、ブルックリンに還る 角川文庫
こぼれ話
とはいうものの・・・
実は私はヤンキースファンです。
メジャーリーグは、毎年のように選手が変わるので、いつのヤンキースが好きかとなると、1977年と1978年の、チームの中でケンカばかりしていて、チームワークは最低・最悪なのに、なぜか最後は世界一になってしまうという不思議でメチャクチャなヤンキースが大好きです。
そういう意味で、その当時のヤンキースは「がんばれ!ベアーズ」にとてもよく似ているんですね。
だからでしょうか、私はその時以来ずっとヤンキースのファンで居続けています。
「野球にチームワークは必要ない」ゴセージが来るまでヤンキースのリリーフ・エースでサイヤング賞投手、スパーキー・ライルの名言。
ただ、そのとき、ワールドシリーズでヤンキースと戦ったのは、2年ともドジャースでした。なんか複雑というか、おもしろいですね。
4勝2敗でヤンキースが世界一。
最終戦で「ミスターオクトーバー」レジ―・ジャクソン (ヤンキース) が、3打席連続ホームランを放つ。*7
因(ちな)みに、アニメ「侍ジャイアンツ」で番場蛮(ばんば ばん)の〝分身魔球・タテ分身〟をホームランした〝世界最強の打者〟ロジー・ジャックスは、当時はアスレチックスの主砲だったレジ―ジャクソンがモデルだと思われます。
アニメのジャックスと実在の人物ジャクソンは外見がよく似ていますし「背番号がどちらも9番で同じ」ですからね。
(ヤンキース時代のジャクソンの背番号は44です)
前年と同じく、4勝2敗でヤンキースが勝利。
*1:
エースの女の子「アマンダ」が【映画スター自宅ガイド地図】を売っているのは、ハリウッドのある、カリフォルニア・ロサンゼルス、サンセット大通りの近くです。
サンセット通りは、ウエストハリウッドを東西に走っている通りです。
ハリウッド大通りの南に位置し、ビバリーヒルズからクレセントハイツの3キロ程の通りのことです。
参考
がんばれ!ベアーズ 二見書房より
*2:
ファシズム【fascism】極右の国家主義的、全体主義的政治形態。
初めはイタリアのムッソリーニの政治運動の呼称であったが、広義にはドイツのナチズムやスペインその他の同様の政治運動をさす。
*3:
主人公の父親が語っているのは、1947年から50年代前半にかけてのヤンキースです。
1947年、ブルックリン・ドジャースは、ジャッキー・ロビンソンをメジャーに昇格させました。
MLBのオーナー会議ではドジャースを除く全15球団がロビンソンがメジャーでプレイすることに反対しており
メジャー全球団に黒人選手が入団したのは、ロビンソンの入団から12年後の1959年のことです。
ウィキペディアより
ヤンキースと黒人選手
ヤンキース初の黒人選手は、エルストン・ハワードです。
ヤンキースはGMのウェイスの方針で、黒人選手をメジャーに昇格させていなかった。
パワー一塁手(アスレティックスで活躍)のように、マイナーで実績をあげて大リーグ昇格直前でトレードされる例もあった。
また外野手としてマイナー契約したハワードが、捕手にコンバートされたのは、ベラ【後に野球殿堂入りをした名捕手】がいるから捕手としては昇格させなくてすむからとまで、疑われたほどだった。
47年にジャッキー・ロビンソンがドジャースで大リーグデビューしてから8年後の55年、ようやくヤンキースから黒人選手が、デビューしたのである。
引用
1955年よりあとに黒人プレーヤーを採用したのはボストン(レッドソックス)だけだ。
引用
不死身のヤンキー〝戦う男〟ビリー・マーチン ベースボール・マガジン社
*4:
『ドジャース、ブルックリンに還る』は、ドジャースが、1958年に西海岸のロサンゼルスへ移転した、だいたい30年後が舞台です。
アメリカではサイモン&シュスター社から、1981年4月30日に、初版本が発行されました。日本で初版本が発行されたのは、1986年です。
つまり『ドジャース、ブルックリンに還る』は、当時における〝近未来小説〟なんですね。
因(ちな)みに「がんばれ!ベアーズ」は、1976年に公開されました。「ドジャース、ブルックリンに還る」より5年早いですね。
*5:
のらくら‐もの【のらくら者】
〘名〙 することもなくぶらぶらとなまけている者。のらもの。
怠けて遊んでいること。また、そのさまや、その人。「のらくら者」
*6:
実際の大リーグと女性選手
1952年、MLBは女性選手との契約締結を禁止した。その禁止条項は1992年に解除されたが、その後も女性選手との契約は現在まで存在しない。
ウィキペディアより
*7:
ジャクソン氏が大谷翔平へメッセージ「記録を更新することを願っている」
[2021年8月19日8時51分]
エンゼルスの左打者最多となる39本塁打に並んだ大谷翔平投手(27)に、1982年にエンゼルスで39本塁打をマークしたレジー・ジャクソン氏(75)がメッセージを送ったと、USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール氏が18日、伝えた。
「39本塁打、おめでとう。記録を更新することを願っている。私はいつも、50本塁打をマークすることを夢見ていた。君がそれを達成することを願っている。応援しながら見守っている」のメッセージを送ったという。
ジャクソン氏はアスレチックス、ヤンキースなど4球団で21年間プレーし、1982年から5年間、エンゼルスでプレー。通算563本塁打、1702打点、打率2割6分2厘をマーク、2度のワールドシリーズMVPに輝き「ミスター・オクトーバー」と呼ばれた。1993年に殿堂入りし、昨季までヤンキースの特別アドバイザー、今季はアストロズのオーナー付アドバイザーを務めている。
日刊スポーツより