シェイクスピア風・長せりふレッスン
『本日のレッスン』
生徒が上達してくれたのが、なにより嬉しかったです。
一年前のちょうど今頃、長ゼリフを苦手にしていた生徒がいました。
だけど今日の彼は見違えるくらいの出来栄え。
去年できなかった5倍くらいある<ホントです>分量のセリフをすらすらと・・・。
「やり方を間違えると練習は平気でウソつくよ」とは大リーガーのダルビッシュ選手の名言ですが
今日の結果を見る限り、この一年間の積み重ねは正しかったことが分かりました。ホントにうれしかったです。
コツは、「文章を読み解く」こと。文章の意味がわからないと初めから終りまで同じ調子になってしまい、演技にメリハリが生まれません。
長せりふのどこで文章の意味<登場人物の気持ち>が変わったのか?読解力、大切ですね。
本日、レッスンしたのは・・・
難攻不落の要塞があって
一発で要塞を吹っ飛ばせるような爆弾があればいいんだけど、主人公たちにはあまり武器がなくて
少ない戦力で要塞を撃破するには、要塞の見取り図を手に入れる必要があるんだけど
悪者たちは、それを阻止しようと主人公たちの前に立ちふさがって
・・・といった冒険活劇のお芝居をやりました。
これです
もし、シェイクスピアがスター・ウォーズを書いたら まこと新たなる希望なり 講談社
スターウォーズの第一作<エピソード4>が、シェイクスピア劇のようなセリフ回しで再現されています。けっしてギャグやコメディじゃないんだけど、読んでてゲラゲラ笑っちゃいます。すっごくおもしろいよ。
また来週もよろしくね。
知識は物語ります!
若い時と人生経験を積んだ後では、同じ話からでも違うことがらを読み取るのがふつうです。
読む人の心に知識が語りかけてくるのです。
いろいろなことを知って演技に深みを持たせましょう。
無料体験入学 & レッスン見学受付中!
Voice actor laboratory 声優演技研究所