ある朝、グレゴール・ザムザが夢からさめると、ベッドのなかの自分が一匹のばかでかい毒虫に変って 重い病気にかかっているのに気がついた。
これは『荻上チキ・Session-22』で特集された、「食べることと出すこと」~潰瘍性大腸炎闘病記~の著者、頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)さんの解釈ですが、「まさしくその通り!」と激しく同意したので紹介させていただきます。
たしかに「毒虫」のワードを「病気・重病人」に置き換えてカフカの「変身」を読んだほうが、はるかに内容が理解しやすくなります。
いやはやなんとも・・・すごい人っていっぱいいますね。
参考文献
変身 岩波文庫
情報元
荻上チキ・Session-22
www1.odn.ne.jp