ストレス対処法
発信型ニュース番組『荻上チキ・Session』で、コーピングについて語られていました。紹介させていただきます。
コーピング
さまざまな問題の対処法のことを、臨床心理学では「コーピング」と呼びます。
認知行動療法とかセラピーでは「コーピングのレパートリーを増やしましょう」と云われます。
コーピングは質より量だ
いざというとき自分にはお酒がある、音楽 (ギターやピアノなどの趣味) がある、学問がある、アスリートの人で自分にはサッカーがある。
だけどケガをして2年間グランドに出られないような状況になったり、ギターが弾けなくなったりしたとき、人はうつになりやすく、心理的なトラブルが起きたりします。
ひとつやふたつにコーピングのレパートリーが偏(かたよ)ってしまっていると、人はうつになりやすいんです。
だからふだんからコーピングのレパートリーを増やしておきましょう。しかも【しょぼい】レパートリーを増やしておくといいんですね。
しょぼいレパートリーをふやす
「山に登る」とか「映画を撮る」など、大がかりなものに頼りっぱなしだとなかなか大変なので、
ネコをなでるとか、お茶を飲むとか、近所を散歩する、星を見る、みたいな「量でできて量で解決」といったレパートリーをふやすことが必要なんです。
特定のものが失われても、すぐさま別のものを選べるようにしておこうね。
参考
荻上チキ・Session