ネット検索の注意点
一昨日(おととい)のブログ「ネット検索の達人!」の続きだよ。
調べるってなかなか大変ですよね。
学生とかに、レポートを書くために「調べ学習」しましょう、という授業も多いと思うんです。
ところがね、ネット上で調べるとロクでもない情報とかが出てくることってザラにあるわけですよ。
で、だから研究者向けには、通常の検索エンジンで調べるのではなくて、研究者向けのプラットフォーム *1 があるから、そこで論文検索などをしましょうね、ということを伝えるわけですよ。
でも、今度は、その研究者向けの論文検索サイトでも、いくつかの「紀要論文(きようろんぶん)」*2といって、大学とか、それぞれが独自に発行している「査読」要は誰かのチェックがない論文が載るものもあれば、雑誌なども検索の結果に出てくるんで、
となると、雑誌に載ってるからって、いいものとは限らないじゃないですか。
新聞検索もそうですよね。
同じ、たとえば事実についても歴史認識にしても、新聞によって書いてることが真逆だったりする。
真逆だから、じゃあここは対立してるんだな、と思っちゃうと、そこを「対立している」と思ってる時点で、まんまと何かの「加担」になってしまうということも、あるわけですよね。
じゃあ難しいねって話で終わらせてはいけないわけですよ。
難しいねって思って、考えない段階で、また何かへの加担になるということで、その背景も含めてですね、今日はひとつのキーワードを特集で取りあげたいと思います。
要は「情報に踊らされちゃいけないよ。思考停止しないで考え続けよう」ということなんでしょうね。勉強になります。