人は水に浮くように出来ている?
伊集院光とらじおとからの情報です。
リスナーからのメール
泳ぐのが苦手。
泳ぐのは何とかなっても、足がつくところじゃないとムリ。足がつかないと怖くてしょうがない。
海のそばで育った夫には、その気持ちはわからない。「人ってさあ、みんな浮くようにできてるんだからさあ…」
そんなことはない。
そう。泳げる人はみんな言うの、「人はみんな浮くように出来ている」って。じゃあ何であたしは人じゃないのか
太宰治と入水自殺
わたしもリスナーの方や柴田さんと同意見です。
太宰治が入水自殺をしたことはよく知られています。
川端康成にも、男と女が水に入る〝心中話〟があります。
もしも本当に「人はみんな浮くように出来ている」のであれば、そう簡単に入水自殺なんて出来ないような気がします。
ですがこれは推測にしかすぎません。本当はどうなんだろうと、ネットで〝科学的に〟調べてみました。
——重要な部分を抜粋します——
人間の体をこのようにして、水とくらべると、じつは水より少し重いだけなのです。だから、水の中で体を動かさないでいるとしずんでしまいますが、手足を動かして水をけったり、肺(はい)にたくさんの空気をすいこんでおけば、うかんでいられるのです。
ところが、赤ちゃんは大人の人間とはちょっと違います。赤ちゃんのときは脂肪(しぼう)が多いので、水より少しだけ軽いため、じっとしていてもういていられるのです。
どっちの意見も正しかったんですね。
知らないことっていっぱいありますね。だからこそ知ってることが増えるのって楽しいです。それでは、また。