ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

ブラックスワン

ちょっと前のニュースですが…

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本当にいたんですね、ブラックスワン*1

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ナタリー・ポートマンが主演した映画 *2 は観たので、ブラックスワンは知ってましたが、架空の生きものだと思ってました。

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そこでブラックスワンについてネットで調べてみたところ、いろんなことが分かりました。

ブラックスワンとは

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オーストラリアに生息する固有種。内陸部の乾燥地帯と、ヨーク岬半島を除く全土に生息している。

オオハクチョウなどのように渡りを行わず、季節や環境の変化により移動を行う漂鳥である。

オーストラリア唯一の固有のハクチョウ属である。

逸話

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英語にはかつて、無駄な努力を表す言葉として、「黒い白鳥(ブラックスワン)を探すようなものだ」ということわざがあった。

それほど 黒い白鳥はいないと信じられていた が、1697年に実際にオーストラリアでコクチョウ=「黒い白鳥」が発見され、当時の人々からは驚きをもって迎えられた。

この発見によって「常識を疑うこと」「物事を一変させること」「自分を絶対視しないこと」の象徴 として使われるようになった。

またこれを下地にして、「ありえないと思われていたことが突然発生すると、予想されていた場合よりも影響が苛烈になる」というブラック・スワン理論が提唱された。

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「黒い白鳥はいないと信じられていた」と逸話にもあるように、わたしが知らなかったのも、ある意味仕方がなかったのかな、なぁんて考えてます。

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ブラックスワンが発見されたのは、1697年だし。300年も前だし。単に〝モノを知らなかっただけ〟だと思う・・・。

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知らないことがいっぱいあるから、世の中っておもしろい、なんて考えてます。それでは、また。f:id:seiyukenkyujo:20200829055205g:plain

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ネットの情報によると、ブラックスワンは、ニュージーランド、ベルギー、ドイツ、イタリア、オランダ、スロベニアシンガポール、日本(茨城県、宮崎県)に移入されているそうです。

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渡りを行わないブラックスワンが、なぜ移入されていない中国に現れたのか、考えてみると不思議ですね。

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たしかにそうだけど、ネットの情報だし、確実じゃないし、実は中国にも移入か密輸されてたブラックスワンが逃げ出した、と考えるのが普通だよね。

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www1.odn.ne.jp

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*1:

中国の天安門広場に金融業界で高いリスクを意味する、黒い白鳥=「ブラックスワン」がいる映像がSNSに投稿され、話題になっています。  

北京の天安門広場で観光客に囲まれる「ブラックスワン」。

これは5日、北京市中国共産党機関紙がウェイボに投稿したものです。

*2:

ブラック・スワン

バレエ『白鳥の湖』の主演に抜擢され、潔白な白鳥と官能的な黒鳥の二つを演じることになったバレリーナが、プレッシャーにより徐々に精神が崩壊していく様を描いたサスペンス映画。