音読の効果
声を出さないで目で読む…つまり「黙読」していると、読めない漢字は【読み飛ばしてしまう】ことがほとんどです。
「おとなのための1分音読」「語彙力がないまま社会人になってしまった人へ」「大人の漢字教室」など数多くの著書で知られる、大東文化大学准教授の山口謠司さんによると
音読したほうが黙読より、「この漢字を読めていない」ことを自覚できるそうです。
音読のほうが、漢字が読めないままでいることを無視できなくなる。だから読み方を「辞書で調べてみよう」という気になる。
辞書には読み方だけでなく「言葉の意味」も載っています。
意味が分かれば、文章も読み解ける。読解力がUPすれば、演技の解釈や表現にも、以前より好結果が期待できるようになります。
読解力UPには音読という方法もあるよ。
そんなことを話しながら今日も文章の意味を読み解きながら朗読のレッスンを行いました。
音読すると、読解力がUPして演技もうまくなる?
漢字を読み飛ばしてしまうのは仕方ありません。漢字の意味よりもストーリーの先【その後】のほうが気になるのがふつうですからね。
ただ、漢字の読み方を知り、文章の意味を把握することで、表現に工夫がうまれ、演技がうまくなっていくことは事実です。
今日もそういった、いいレッスンが出来たと思います。みなさんありがとうございました。それでは、また来週。
情報元
久米宏ラジオなんですけど
Voice actor laboratory 声優演技研究所