マネしていいものと悪いもの。
マネしちゃいけない朗読の演技と、奇抜なヘアスタイルの関連性。
バラエティー番組などでよく耳にする、奇抜でハデなナレーション。
あれは、そのナレーターの個性というか味だからいいんであって、他の人、特に素人がマネしたら絶対にダメだと思います。
例えて言うなら
カリスマ美容師の技を、素人がマネするみたいなもんです。
最初から、その人だけにしか似合いそうもない、奇抜でハデな髪のカットの練習ばかりをやってると、
いろんな人の髪形に対応できなくなって、結果的に美容師としてひとり立ちできなくなっちゃう気がするんです。
誤解なさらないでほしいのは
奇抜なナレーションをやっちゃダメって言ってるんじゃなくて
順番が大切なのね。
基本的な、誰にでも似合う、オーソドックスな、髪のカットの方法を学んでから、自分独自の髪のカットの方法——奇抜な髪型のカットを——研究した方がいいと思います。
ナレーションなど、朗読の演技も、まずは基本を学んでから、次に自分自身のスタイルに進んだ方がいいと思いますよ。
実は今回お話したのは「守破離(しゅはり)」と呼ばれる、日本古来から伝わる練習方法です。
昨日のブログ「読書と悟り」とも関係あるかな。
それでは、また。