ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

名言・生き様から学ぼう

8月と戦争と読解力UPのヒント

8月は「戦争について語る月…」というイメージが私にはあります。 小説やエッセイから心に残った言葉たちを紹介させていただきます。 アメリカひじき 野坂昭如 羽田からの高速道路をつっぱしりながら、幾度となく「どうです、日本はかわったでしょう」誇りた…

スターとは?

長嶋茂雄 語録 学生時代からプロで売り物になるアクションを身につけようと、少々派手なプレーを工夫し始めた。 プロとしての応用、遊びの部分だが、基本ができていないことには遊びが出ない。 立教大学の後輩たちにこんな話をした。 「僕は大学の四年間、自…

アニメのヒーローとは

映画評論家・町山智浩さんの、ツイッターによる呼びかけを紹介させていただきます。 みんな苦しい時だからこそ、生活保護受給者や外国人を切り捨てようという意見に思わず「いいね」しそうになったら、子どもの頃好きだったマンガの主人公やテレビのヒーロー…

人の夢を笑うな

放送作家 鈴木おさむ氏の記事を紹介します。 人の夢を笑わない 放送作家の卵として修業を始めたのは、大学1年生の頃。 最初の1年はお金をもらわず、寝る間もないほど働いて体力的にもしんどかったけれど、憧れの仕事はとにかく楽しかった。どうにかして目…

いばらない、ごまかさない

アインシュタインの授業スタイルは型破りだった。 彼は短いズボンにボサボサの髪といった、とても教授とは思えないかっこうで教壇に上がり、ちっぽけな紙に書きつけたメモだけを参考に授業をするのだった。 一度、授業につまったときがあった。 アインシュタ…

今できちゃダメなんだと思うよ。

ちょっといい話 女優の松本穂香さんのお話です。演技ができなくて、スタジオから大泣きして出てきたとき、先輩の有村架純さんが、やさしく言葉をかけてくれたそうです。 「いまできちゃダメなんだと思うよ」 「けっこうよかったよ、気にしなくて大丈夫だよ」…

チャレンジ精神!

不可能の反対は可能ではない。挑戦だ。黒人初のメジャーリーガー、ジャッキーロビンソンの名言 詩集『子どもの詩サイロ』より まめだらけの手で 鉄ぼうをにぎり うでをぎゅっと締めて 力いっぱい地面をける 地球がぐるっと一回転した…うれしさをこらえきれな…

人生の勝ち方はひとつじゃない

みにくいアヒルの子【白鳥の子】は、排他的ないじめを受けました。ここであらためて言うまでもなく、いじめる側の心理は複雑です。 行動が鈍いなどのマイナスの要因だけでなく、勉強ができるなどのプラスの要素に対しても、いじめる側は攻撃してきます。 つ…

ゴーイング・マイ・ウエイ

6月22日のブログの続きだよ。 二刀流で知られる大谷翔平くん【野球選手】は、評論家の張本さんになにを言われても気にしません。 「他人の気持ちはコントロールできないから気にしないほうがいいよ」というのが6月22日の結論でした。 ところで大谷くん…

アリストテレス

古代ギリシアの哲学者アリストテレスによれば、良い社会とは「豊かな社会」でも、「犯罪が少ない社会」でもない、そんなことはどうでもいいのだ、と言います。 「良い社会」とは、「徳」のある者たちがあふれる社会のことだ、とアリストテレスはいうのです。…

状況次第で人は何をするかわからない

私は、仏教やキリスト教、その他の「宗教団体」には入っていませんが いい考え方があったらマネしようと思っています。 「歎異抄(たんにしょう)」に演技に使えると感じた箇所がありました。紹介させていただきます。今回の元ネタは、こちら 親鸞「わたしのい…

ひとりインタビュー

芥川賞受賞作家、辻仁成さんの言葉を紹介させていただきます。 ひとりインタビュー あのころ負けそうになるとよく自分にハッパかけたな。今がいちばんつらいときだ、とかむりやりいいきかせてさ。 これ以上苦しくなることはない、なんて納得させるんだから。…

「ねたみ対処方法」Part 3

評論家、中部大学女子短期大学副学長、中部大学名誉教授、赤塚行雄さんの言葉「ねたむ心」Part 3 です。 ジョージ・ブライアン・ブランメルが、近衛第十軽騎兵連隊に、将校として入隊したのは1794年のことです。 この部隊への配属をみとめられるということ…

「ねたみ対処方法」Part 2

評論家、中部大学女子短期大学副学長、中部大学名誉教授、赤塚行雄さんの言葉「ねたむ心」Part 2 です。 よく、若いお姉さんたちが、「うちの部長はダンディーで、すごく素敵なのよ」などというでしょう。 じつは、ジョージ・ブライアン・ブランメルこそが…

ねたみ心のない人間などいない

評論家、中部大学女子短期大学副学長、中部大学名誉教授、赤塚行雄さんの言葉を紹介させていただきます。 ねたみ心のない人間などいない 「ねたむ」とひとくちにいっても、いろいろな意味があります。 そのひとが、あまりに立派で、カッコよく、なんでもみご…

学校と勉強はきらい

文学の泉 Part 4 作家の萩原葉子さんのお話を紹介させていただきます。 学校と勉強はきらい わたしは子どものとき、早くおとなになりたかった。おとなになれば学校に行かなくてもよいし、勉強もしなくてすむ。学校と勉強が、いちばんきらいだった。 わたしは…

好奇心の深呼吸

文学の泉 Part 2 芥川賞受賞作家、辻仁成さんの言葉を紹介させていただきます。 一歳から天才教育を受けたピアニスト、というコピーにひとはだまされやすいけど、これには落とし穴もあるはず。 数えきれない一歳から天才教育を受けたピアニストたちのひとり…

ゆっくりする時期は大切です。

高橋源一郎さん(小説家、文学者、 文芸評論家)の言葉を紹介します。 うまくいかなくなってからが本番 うまくいっている時は、なにも考えなくても、うまくいくんだよ。 でも人生は山あり谷あり、いいときもあれば悪い時もある。 うまくいかないときに備えて、…

他人を納得させる

失敗しないコツは、ありますか? タレントの伊集院光さんは、「5億円お金を持ってたら、周りの反応も変わる。そのくらい価値のある人間になろう」とコメントしてるわ。 つまり、「あいつで失敗したなら【エースで負けたなら】【4番が三振したなら】仕方な…