ワークショップ 声優演技研究所 diary

「なんで演技のレッスンをしてるんですか?」 見学者からの質問です。 かわいい声を練習するのが声優のワークショップと思っていたのかな。実技も知識もどっちも大切!いろんなことを知って演技に役立てましょう。話のネタ・雑学にも。💛

テレビ電話のレッスン

Voice actor labo 声優演技研究所では パソコンやスマホなど、ネットをつかった演技のレッスンをはじめようと、いまテストの真っ最中です。 テレビ電話でのレッスンをイメージしていただければ、わかりやすいかと思います。 どこまでネットで演技のレッスン…

新年の映像をいま見ると・・・

東急ジルベスターコンサート カウントダウン2019-2020 ホルストの組曲「惑星」より「木星」の動画をコロナ騒動の今、見ていると「すっごく希望にあふれてたなあ」と感じます。ほんのちょっと前なのに・・・。 劇作家のブレヒトさんが言うように、同じ経験、…

読解力UPいくつかの方法

壁にぶつかったら 壁を乗り越える方法は1つじゃありません。 今回はそういったお話です。 読解力をUPするには、文学作品を読むと効果がある。【2020/02/15のブログ←<文字列をクリック>で詳しく紹介しています】 だけど難しくて内容がよく分からない…。 …

読書とBGM

YouTube動画で音楽を聴きながら読書をするのにハマってます。 わたしのお気に入りは「カバレリア・ルスティカーナ間奏曲」です。 なんでかっていうと、優雅で上品な気分に浸れて、自分が高貴な存在になったような感覚まで味わえるからです。 「カバレリア・…

人間の成長とは

ブレヒトさんの生きかた ぼくらの経験はたいてい、じつに早ばやと判断に転化してしまう。 ぼくらはこの判断のほうを憶えこみ、しかもこの判断を経験と思い違えている。とはいえ、判断は経験ほどに信用のおけるものではない。 経験を新鮮なままに保持して、そ…

アニメのヒーローとは

映画評論家・町山智浩さんの、ツイッターによる呼びかけを紹介させていただきます。 みんな苦しい時だからこそ、生活保護受給者や外国人を切り捨てようという意見に思わず「いいね」しそうになったら、子どもの頃好きだったマンガの主人公やテレビのヒーロー…

わが愛の税務署

確定申告の季節になるとこの小説を思い出します。今年はコロナ騒ぎで〆切が一か月伸びましたね。 わが愛の税務署 筒井康隆 「しまった」と、おれは叫んだ。 読んでいた新聞をひっつかみ、すぐさま台所へかけつけ、妻にいった。「たいへんだ。えらいことを忘…

心に残った言葉たち

まんが、小説、その他から印象に残った言葉を紹介します。 目次 霊長類 南へ 岸和田博士の科学的愛情 バーニー・サンダース自伝 国会をみよう 外出自粛 伊集院光・深夜の馬鹿力 霊長類 南へ 「わしら、何でまた、こんな阿呆なことしとるねん」役人がぼそりと…

大阪タイガース

TBSラジオ「アフター6ジャンクション」で古関 裕而(こせき ゆうじ)特集をやってました。 夏の甲子園の大会歌「栄冠は君に輝く」の作曲家として知られていますね。 阪神タイガースの球団歌「六甲おろし」も作曲されているんですが、実はこの曲は球団名が…

映画を見てるとバカになる?

映画やドラマなんて、どうせウソでしょ。見るだけムダ。時間のムダ。バカになるだけ。 そういう発言をする人は現実にいます。テレビでそう発言している著名な外国人コメンテーターを見たことがあります。 このコメンテーターは、世界中のニュース番組をチェ…

人の夢を笑うな

放送作家 鈴木おさむ氏の記事を紹介します。 人の夢を笑わない 放送作家の卵として修業を始めたのは、大学1年生の頃。 最初の1年はお金をもらわず、寝る間もないほど働いて体力的にもしんどかったけれど、憧れの仕事はとにかく楽しかった。どうにかして目…

不安やうつを改善する

キムチや納豆、漬物などの乳酸菌が不安やうつを改善する可能性があると、アメリカのミズーリ大学が発表しています。 また別の研究によると大豆製品などに多いトリプトファンにも、うつ改善の効果があるんだそうです。【こういう研究があるのは本当】 思いあ…

知ることが勝利につながる!

高校野球は大好きです。 高校野球の強豪と呼ばれる名門チームの試合中に、選手が自分の守備範囲の土をていねいに手や足でならしているのを見たことがあります。 彼らはつまり「エラー(ミス)の原因を減らしている」んです。 どういうことかというと、ランナー…

読解力と演技のうまいヘタは関連する

初心者のための「文学」 いちばん言いたいことを間接的に表現するのが「文学」です。 だからさまざまな読み解き方が存在します。 一般の方々なら、他人に迷惑をかけないかぎり、どう読み解いてもいいでしょう。 ただし声優となるとそうはいきません。 なぜな…

自分と違う役を演じる練習問題

自分と違う意見を知る ステラ・アドラーメソッド演技 演劇をおもしろくするのは、何であれ意見をもつことが大事。劇で演じる人物の意見と、あなた個人の意見は違っていてかまいません。 俳優として、あなたはどちら側の意見にでも同意できるようになりましょ…

必死の外交交渉、関節話法

マザング星に大使として赴任した主人公は、目の前に降りかかった重大な危機を切り抜けられるのか 関節話法 「事件が起りました。マザングの宇宙船が、地球の反連合政府軍によって拿捕(だほ)され、積荷のウラニウムを奪われてしまったのです。そちらの政府は…

おれに関する噂

ある日ふつうの人が有名人に! NHKテレビのニュースを見ていると、だしぬけにアナウンサーがおれのことを喋(しゃべ)りはじめたのでびっくりした。 「次は国内トピックス。森下ツトムさんは今日、会社のタイピスト美川明子さんをお茶に誘いましたが、こと…

陰悩録

なんとこれ実話です。 陰悩録 「ひとりで、たのしんだりしては、いけないよ」 ママは、ときどき、ぼくに、そうゆいます。 でも、あれだけは、やめられません。 だって、あれは、とても、きもちがいい。 あんな、すばらしいことは、ほかにない。 ぼくのいえに…

大いなる助走

はらわたが煮えくり返っている。 またもやブンガクのことで朝からとび出したきりの主人が夕方になってもまだ帰ってこないのである。 中学三年になる長女はさっき学校から帰ってきたが、すぐ自分の部屋に閉じこもってしまった。 店番をしてくれるでもなければ…

赤ちゃんから学ぶ深層心理

日常観察と演技の関連性 赤ちゃんは大人のようにウソをついたりごまかしたりしません。 そんなこともあって赤ちゃんや子どもたちを観察していると演技のヒントになることがけっこうあります。 お父さんと鬼ごっこ (追いかけっこ) をしている3歳くらいの女の…

飛ぶ教室 その3

ケストナー作「飛ぶ教室」第三弾。いろんなものにアンテナを張って、アップデートを忘れずにというエピソードです。 「きみたちはこの『しゃれ』が気に入らないのかい」 「しゃれはちっとも悪くありません、校長先生。でも、ぼくの父の話によると、このしゃ…

飛ぶ教室 その2

きのうのブログの続きだよ。 「飛ぶ教室」は、1933年に出版されました。 この年、ヒトラーが政権をにぎったため、自由主義者で平和主義者であるケストナーは、彼の書いた小説や詩集を公衆のまえで焼かれ、ドイツで著作を発表することを禁止されました。 …

飛ぶ教室

飛ぶ教室【ケストナー作】 私がお話するクリスマス物語には、ヨナタン・トロッツという、なかまの少年たちからヨーニーと呼ばれている少年が現れます。 この話の主人公ではありませんが、その身のうえは、少年の涙が小さいものではないことを示すにふさわし…

激突!

ある意味、「現代の日本社会を予言していたのでは」という解釈もできちゃう映画です。 自分の前を走っていた大型トレーラーを追いこしたら、執拗(しつよう)に追いかけられてなんども殺されそうになる恐怖映画 監督は「ジョーズ」「E.T. 」で知られる、ステ…

動物会議

ある日、動物たちはもう、がまんできなくなりました。 ライオンのアイロスは、たてがみをゆすりながら、いいました。 「ああ、あの人間たちときたら!ぼくのたてがみがこんなに金色でなかったら、腹が立って、たちどころにまっかになるところだが!」 「人間…

チェーホフと日常の観察

「チェーホフの人物は、感じていることをいつも隠していませんか。彼らは感じているけど、隠そうとしています。」 「ああ、チェーホフか!大きな問題だ。」 参考文献 サンフォード・マイズナー・オン・アクティング 而立書房 陽気に誘われて世田谷まで足を延…

哲学的問答

シェイクスピア 十二夜 公爵 どうだ、調子は? 道化 まったく、敵のおかげでいい目を見ますが、友だちのおかげでひどい目に遭(あ)います。 公爵 逆であろう、友だちのおかげでいい目を見るのではないか。 道化 いいえ、ひどい目に遭(あ)うんです。 公爵 どう…

行動経済学と読解力

昨年おこなわれたPISAの調査で 日本は 文章に寄り添って「理解する」のは得意でも、書かれている内容や筆者の考えの妥当性を吟味するといった「評価・熟考」型の問いは苦手なことも判明しました。 では、どうするか。 目次 「評価・熟考」情報を見抜くチ…

桃の季節ですね。

桃の花言葉 桃の花言葉は「私はあなたのとりこ」*1 つまり・・・ 恋の奴隷 さらにもうひとつ。 天下無敵 www1.odn.ne.jp *1:「恋の奴隷」 桃の原産地の中国ではバレンタインにチョコじゃなくて、男性が女性に桃を贈る風習もあるんだって。

シェイクスピア 十二夜と哲学

シェイクスピア喜劇「十二夜」を紹介します。 目次 哲学的問答 シェイクスピア「十二夜」概要 哲学者ソクラテスとの関連性 哲学的問答 道化 これはこれはお嬢さん、ご機嫌よろしゅう。 オリヴィア阿保(アホ)をあっちへ連れておゆき。 道化聞こえなかったのか…